これは意識して勉強しない限り、何年経っても覚えられない知識です。
きものは2000年の伝統を持ち、日本が世界に誇れる民族衣装です。覚えておいて決して損のない知識でしょう。
きものの種類-着尺1
着尺と言う呼び名の中には、小紋・色無地・紬(つむぎ)など反物を丸巻きにして売るものを指しています。柄も全体にあることが多く、例外として“付け下げ”が飛び柄になっています。

型紙で染めたり、手描きで染めたりします。
柄が細かく、反物全体に柄があります。気軽に着られるきものとしてお薦めします。
色無地
一色で染めたものとぼかし染めがありますが、柄の入っていない反物です。最近は共八掛と言って、裏地の八掛がつく場合が多いです。
付け下げ
胸・肩・上前・後見頃・左袖内側・右袖外側に柄が付いています。内側に隠す部分以外に柄が付くきものです。
丸巻きにすることが多いのですが、絵羽(えば)で見せる場合もあります。
喪服
色無地の色が黒や暗い色となったものです。黒地の場合は「石持」と言って家紋のつく所が白く抜いてあります。
ウール
洋服と同じ生地で作るきもの。幅広(幅75cm・長さ2m)のこともありますが、今は着尺寸法で作られることが多いようです。
化合織
シルクウールというものもこの中に入ります。
素材が化学合繊で出来ているもので。柄は小紋・付け下げなどとなります。