石場旅館 正面~太鼓橋 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

石場旅館の正面には、黒塗りの「付け梁」と白いしっくいが古の旅館の風情とモダンなイメージを醸し出しています。元々梁と欄間があったのですが、付け梁で欄間をふさいでいます。

玄関の奥を進むと、まるで武家屋敷に入ったような不思議な空間が広がります。最初の廊下では、雛人形が旅人を迎えてくれます。そこに午後4時過ぎから明かりが灯ります。その奥の突き当りには、昔ながらに時を刻む柱時計が見守っています。柱時計の右を進むと、屋内なのに弘前城天守閣にある橋と同じような太鼓橋があります。その両隣には二階へ進む螺旋階段があります。狭い施設にこれだけの設備。なのになぜか煩さを感じさせないのは、古の旅館ならではと言えるでしょう。

階段が詰まったところには、これまで宿泊された要人の名簿が看板になっています。これは錚々たる面々が並ぶ看板で、一見の価値があります。明治時代の重鎮が定宿とする石場旅館は、この看板こそが弘前市の本陣とも言える由緒正しい旅館となります。

石場旅館見取り図

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正面

石場旅館正面・昼

石場旅館正面

石場旅館正面・夜

石場旅館正面

玄関・靴箱

玄関

趣のある建物

廊下

享保雛

厨房入口と古時計

柱時計

太鼓橋

太鼓橋

太鼓橋反対側

赤い椅子から撮った太鼓橋と螺旋階段

螺旋階段

宿泊者名が書かれた看板

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