十数年前まではGWの時期に合わせて桜が開花したものですが、地球温暖化の影響でGW一週間前に開花するようになりました。そんな桜をこれから御紹介致します。ちなみに弘前城の桜は約5000本などと宣伝されてきましたが、実際数を数えた方によると約2600本なんだそうです。それだけ桜の木が密集しているので5000本に見えたのでしょう。
弘前市役所の向かいにあるのが以下の写真にある追手門(おってもん)です。さくらまつりの時期は、周辺にタクシーが並んでいます。追手門口から奥は弘前公園の敷地内なので、自転車か人しか通れません。さくらまつり会期中は、自転車も原則として押して歩かなければなりません。


追手門から真っ直ぐ歩くと、三の丸の向かいに辰巳櫓があります。これは敵の侵入に備えて攻撃をしたり物見をするために作られたやぐらです。


辰巳櫓から市立博物館方向を眺めると、未申櫓があります。未申とは南西の方角を現します。未申櫓から弘前工業高校が見られます。左下の建物がそれです。



基本的に、これらの櫓には一般の人が入ることは出来ません。弘前城の研究チームが国立弘前大学にあります。そこで一般公募で応募した弘前市民が、研究チームと共に櫓の歴史や中に入って見物をすることが出来るそうです。一度でいいから閉ざされた世界の内側を見てみたいです(>_<)
櫓の位置は以下の見取り図の通りです。これは昭和49年の地図なので、今では市立図書館と職安も移転してしまっています。
