タイ皆既日食リゾート5 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

観測地にあった皆既日食の看板

明日いよいよ観測本番なので、観測地であるチョクチャイ・サマーキー高校へ向かいます。道中は地元の警察にバスの前後を警備されながらの大名行列です。午後10時、観測地に到着。
恒例のGPS計測によると、ここは北緯14度45分 東経102度10分に位置します。
真夜中だと言うのに現地の音楽が奏でられています♪時にはシンセサイザーを使った音楽も…そろそろ眠くなりましたが、音楽が止みません。添乗員が立ち退きを交渉しに行きました>_<
Dコースは後から追加されたコースなので、宿泊施設がない高校の教室に泊まらなくてはなりませんToT
東南アジア特有の蒸し暑い湿気でダウンしました。教室で眠られなくなった私は、たまらず廊下の長椅子に寝袋を敷いて寝ました。

シリウス(上の巨大星)とカノープス(下の巨大星)

夜半過ぎに夜露も無くなったのでカノープスを撮りました。やがて少しずつ空が白みはじめ、木々の間からポツンと明るい星が現れました。近くの人に聞いたら水星なんだそうです。この時は西方最大離角で明るさも0等級の為、人目に付き易かったのだとか…水星が太陽の光にかき消された頃、陽が昇り始めました。

観測地の横断幕 木々の下には何百人もの生徒がいます

今日は皆既日食が見られると言うので学校はお休み。特別授業として皆既日食を観察するために校庭の外では学生やヤジ馬のギャラリーが何百人と集まっていました。ホテルに泊まっていたツアー参加者も大挙押しかけてきました。ここの校庭には何百人集まったんでしょう?太陽の日差しは増すばかりです。