深名線 その2 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

北母子里
昭和16年10月1日開業 平成7年9月3日廃止 昭和62年3月20日訪問

母子里:アイヌ語の【モシリ・ウンナイ】:島のある川の上部を取って名前にした。

昭和53年2月に氷点下44.9度を母子里で記録した。これは国内観測史上最低気温で日本一寒い駅としても有名な駅である。普段は-30℃を記録するが水道も蛇口を締めると凍りついて水道管が破裂してしまう。日本一住みにくい町の一つでもある。
深名線の位置

北母子里駅

北母子里駅名標

北母子里駅には実際に行ったことがありません。偶然列車に乗っていた郵便局員と話をしたところ、これから母子里簡易郵便局に行くとのことで貯金をしてくれるように頼みました。今の民営化郵政とは違って大らかな時代でした。快く引き受けてくれた局員が、母子里簡易郵便局の証印が入った通帳を自宅に送ってくれました。そう言えば送り賃を払っていなかったので、何かの有用な券を送ってお礼に換えました。以下、母子里簡易郵便局の証印(主務者印)が入った通帳を御覧下さい。

当時使用していた通帳の表紙
通帳をクリックすると拡大画像が出ます。
郵便局名をクリックすると局舎の写真が出ます。
この通帳は、昭和末期まで使われたオフライン通帳です。
金額の印字は手押し式となっており、各担当局の貯金事務
センターへ書類が郵送されます。このためオンライン局に
行くと金額の相違が発生するので、オンライン局で金額の
打ち直しが行われます。
尚、現在でも手押し式の金額印字を使っています。例えば
通帳に印字する機械がインクの切り替え中だったり機械が
故障中の場合、通帳に手押し式の金額が押印されます。
その確率は限りなく低いので、そんな場面に遭遇されたら
ラッキーと言えるでしょう。
私は一度だけそんな場面に遭遇したことがあります。
昭和62年3月19日の午前十時頃、網走南四条郵便局に
行きました。ちょうど通帳に印字するインクの切り替え中
で、印字の段を二段使って手押し式の数字を印字してもら
いました。局員の話によると、30分後には入力し直すの
で30分経てばまた貯金出来ると聞いて紋別に行きました。

年 月 日           郵 便 局 名            局 番
61-07-25 空知太簡易郵便局(北海道)  97716

61-08-11 名久井中町簡易局(青森県)  84778

61-08-18 八戸田面木簡易局(青森県)  84732

61-08-28 愛国簡易郵便局 (北海道)  91702

61-08-28 幸福簡易郵便局 (北海道)   91712

62-03-16 音更北簡易郵便局(北海道)  91717

62-03-20 母子里簡易郵便局(北海道)   97771

62-04-01    利 子

62-05-07 発寒簡易郵便局 (北海道) 90730

62-09-28 根室曙簡易郵便局(北海道)   93711