来年の8月1日は、カナダ北部・西シベリア~モンゴル・中国国境~西安まで皆既日食が見られます。
そこで日食フェスティバルが行われそうなところを検索したところ、昨年の2月に発売されたSTUDIO VOICE別冊“皆既日食ハンターズガイド”のHPが出てきました。この本は一般目線から皆既日食を好きになりましょう的に書かれた素人向けの本です。世界中で起こる皆既日食を見る方々は、同じメンバーばかりであまり新鮮味がありません。新規ツアー参加者を増やすきっかけになるであろうハンターズガイドには、私も取材を受け6年前にアフリカのザンビアで撮ってきたコロナやダイヤモンドリングの写真も掲載されています。
単なるアマチュア写真家としての紹介だったので1ページしか紹介されなかったのですが、その後ハンターズガイドのHPに皆既日食の写真が数点掲載され、弊サイトも紹介されて何かとお世話になっているサイトです。
そこのブログに私のことが紹介されていましたので、URLを貼っておきます。http://blog.eclipseguide.net/?day=20070309
ちなみにハンターズガイドのブログには、こんなことが書かれていました。
>2008年はユーラシア旅行社のツアーに参加して、巴里坤という場所で見る計画をすでにされているのだとか。なるほど!日食観測ツアーじゃなくても、皆既帯の近くまでいけるツアーに参加すればいいんですねえ。勉強になるなあ。
あと、2009年小笠原の観測は、小笠原村役場に届出をしないといけないのだそう。なんでだろ?
…実際は私とY旅行社が共同で企画する皆既日食ツアーでして、巴里坤を拠点として皆既日食が一番長く見られる観測地まで移動します。約2分しかコロナが見られないのですが、巴里坤よりは長めに見られます。ちなみにこの地名は日本人になじみの薄い場所です。詳しくは弊サイトのhttp://eclipse.star.gs/ni080801/tour.htmに地図と概要を記載しましたので、興味のある方は御覧になってください。
また再来年の皆既日食は、鹿児島県十島村のトカラ列島を挟んだ屋久島~奄美大島で見られます。私は更にその先の硫黄島近辺で観測することを画策しているのですが、硫黄島では一般人が入れません。なので硫黄島より皆既日食継続時間の長い無人島の北硫黄島に入るにはどうしたらいいか…
方々尋ねたところ、結局小笠原役場で北硫黄島に上陸することの許可を得なければならないそうです。無人島なのでコンビニは勿論無いし、生活施設が何もありません。船上で生活して、日中北硫黄島を探検するしかなさそうです。島マニアなので、かなり興味の湧くところではありますが…
また、島の頂上は榊ヶ峰と言う標高792mの山があります。結構高い山なので、上空の雲を捕らえやすく降雨量は南の硫黄島よりあるそうです。なので一番北側の北ノ岬で観測することを画策していますが、果たして上手く行くのでしょうか?ちなみに当地ではトカラ列島よりも長い6分30秒もコロナが見られます。
以下に添付した写真は、6年前にアフリカのザンビアで撮った“ビーズ・ダイヤモンドリング”です。この写真は、三枚組で天文ガイド2001年8月号の速報に掲載されました。
