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大型リチウムイオン電池のセミナー【備忘録】その1

大型リチウムイオン電池のセミナー【備忘録】その1


大型リチウムイオン電池及び構成材料・関連商品(EV・HEV・PHEV、蓄電システム、他) における市場動向とビジネスチャンス


リチウムイオン電池 の市場構造には、いくつかの特徴がある。まずは、リチウムイオン電池の市場は、それほど大きくはないということ。たとえば、半導体の市場は25兆円、液晶の市場は15兆、太陽電池市場は2兆円、大型の車載用リチウムイオン電池の市場は、2020年で2兆円強と推測されている。加えて、大型リチウムイオンの限界利益率は、2015年ごろまでは高いが、その後は低下するという予測もあり、市場成長性に限界があるのではという予測もあるようだ。そして、長期的に付加価値について考えると、液晶産業がガラスなどへ、また、太陽電池がシリコンなどへ移行すると予測されるように、大型リチウムイオンも、材料メーカー付加価値が移行するのではないか。


大型リチウムイオン電池 (蓄電用)の開発動向を考えたときに、大型リチウムイオン電池を、効果的に自然エネルギー用蓄電池へ利用が、ひとつの分野としてある。自然エネルギーとは、太陽光風力バイオマスなどのエネルギーとなり、二酸化炭素を減らし環境にいいエネルギーのことになる。これらを蓄電池へ利用するためには、現在のところ、技術課題をいくつかあげることができる。たとえば、「電力の見える化」「ACバックアップの検討」「直流範囲」「直流機器への対応」「実用化に向けてのコスト構成とサイズ」、これらが、今後の課題となっている。また、新しい蓄電技術に必要なリチウムイオン電池は、安全性、設置が容易であること、10年以上の寿命、充放電が高効率であること、5Kw以上の大電流放電が要求される。


■記事の元となったプログラム内容
大型リチウムイオン電池及び構成材料・関連商品(EV・HEV・PHEV、蓄電システム、他) における市場動向とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101129.html
日時:2010年11月29日(月) 13:15~17:00
講師:下記参照


第1部 大型リチウムイオン電池及び構成材料・関連商品における市場動向とビジネスチャンス
(株)いちよし経済研究所 主任研究員 張谷 幸一氏


・大型 リチウムイオン電池 及び構成材料・関連商品の市場動向と今後の見通し
・大型 リチウムイオン電池 及び構成材料・関連商品のビジネスチャンス


第2部 車載用大型リチウムイオン電池の開発動向と展望
サムスンSDI(株)常務 工学博士 佐藤 登氏   


・電動車両の市場動向と今後の見通し
・自動車用 電池の開発動向
・自動車用 電池の開発課題と解決手法
・自動車メーカーと電池メーカーの合弁事業および連携関係


第3部 蓄電用大型リチウムイオン電池の開発動向と展望
東北大学大学院環境科学研究科環境科学専攻教授 理学博士 田路 和幸氏   


・自然エネルギーと蓄電(大型 リチウムイオン電池)による高効率分散型エネルギーシステムの構築
・大型 リチウムイオン電池 利用のポイント
・蓄電用 大型 リチウムイオン電池の開発動向
・蓄電用 大型 リチウムイオン電池の要求特性と展望



※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら


大型リチウムイオン電池構成材料とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101130.html

大型リチウムイオン電池の安全技術とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101201.html

大型リチウムイオン電池 及び新型電池等の比較とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101202.html

大型リチウムイオン電池の基礎知識
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101203.html

植物工場システムのセミナー【備忘録】その3

植物工場システムのセミナー【備忘録】その3

植物工場“野菜”販路拡大における先行事例別ビジネスチャンス(2)

現在の日本の耕地面積は450万ha(水田160万ha)であるが、自給する為に新たに必要な耕地面積は1200万haに及ぶという。これは、本州の半分の面積に匹敵するそうだ。この事も植物工場への期待の基になっているのであろうし、また、日本の食糧自給問題農業自体の変革が待ったなしの状態に近づいているという危機意識を高める必要も感じられる。

植物工場は大手企業のものであり、中小企業や個人が行う事業ではないという偏見がるようだ。しかし、今回の事例では個人で苦労しながら初めて成功に至った事例も報告されており、農業もさまざまな側面から多様化しているとの印象を得た。

植物工場という“ビジネス”の成功のための思考順序は、やはり“工場生産商品”の場合と発想は同じではないかと思えた。消費者ニーズ、品質、生産(栽培)技術などのキーワードは全く共通のようです。や農業自体の変革が待ったなしの状態に近づいているという危機意識を高める必要も感じられる。

植物工場は大手企業のものであり、中小企業や個人が行う事業ではないという偏見がるようだ。しかし、今回の事例では個人で苦労しながら初めて成功に至った事例も報告される。


■記事の元となったプログラム内容
植物工場“野菜”販路拡大における先行事例別ビジネスチャンス(2)
http://www.megaseminar.jp/2010/ms18c/20101203.html
日時:2010年12月3日(金) 9:30~17:00
講師:下記参照

第1部 野菜の委託生産の具体的な進め方
農業生産法人(株)インスフィアファーム代表取締役 松井 伸吾氏   
中小企業診断士

・外食・中食産業における野菜のニーズ  
・野菜の委託生産の具体的な進め方  
・野菜の委託生産の実際例(全国各地のレストラン300点)  
・外食・中食へ植物工場 野菜の委託生産を進めるには

第2部 外食・中食を対象とした植物工場における栽培植物の選定法と実際例
京都府立大学名誉教授 NPO京の園芸福祉研究会理事 藤目 幸擴氏   
(株)セントラルフルーツ顧問・園芸研究所所長 農学博士

・栽培植物 選定の前に押さえておきたい留意点 
・植物工場における栽培植物の選定法 

第3部 植物工場における栽培植物の選定と委託生産の実際例
(株)ヴェルデ代表取締役 田野島 鐵也氏   

・「土」を使用するヴェルデ式 植物工場の事業化事例  
・植物工場 野菜 委託生産の実際
・外食・中食・病院 等からの委託生産について  

第4部 植物工場における高収益種の選定と委託生産の実際例
(株)みらくるグリーン代表取締役 五唐 秀昭氏   

・小規模 完全人工型植物工場の事業化事例  
・植物成育に及ぼす環境条件
・栽培植物の収穫量と品質・味
・事業採算性
・外食・中食への委託生産の実際例  

第5部 植物工場ビジネスの手順と委託生産型植物工場(契約栽培)の実際例
アグリフレッシュ(株)執行役員 松尾 誠也氏   

・ビジネス的視点からの植物工場とは  
・植物工場ビジネスを組み立てる上での手順 
・委託生産型植物工場ビジネス


※その他の植物工場システムのセミナーはこちら

植物工場システムにおける事業採算性とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms18c/20101201.html
植物工場“野菜”販路拡大における先行事例別ビジネスチャンス(1)
http://www.megaseminar.jp/2010/ms18c/20101202.html

植物工場システムのセミナー【備忘録】その2

植物工場システムのセミナー【備忘録】その2

植物工場“野菜”販路拡大における先行事例別ビジネスチャンス(1)

植物工場システムに対して、国内で稼働中の植物工場は平成21年3月現在で約50ヶ所であり、作物はレタス類が中心とのこと。一年中安定供給ができ、通年での同一価格維持が可能であったり、野菜の味・品質を安定させるなど、良いことづくめのようでもあるが、実は、栽培技術を確保する事もかなり重要に思われる。自動化やICTを含めた植物工場システムは、栽培を補助をするが、植物を育てるのは栽培管理者の日々の観察がモノを言う、というのが貴重な経験談に含まれていた。

“旬”には格別の意味があり、作物の特徴が発揮される時期のようである。例えば、ホウレンソウの旬は冬場(12月から2月あたり)で、この時期には抗酸化力糖度共に高いが夏(7月、8月)に収穫するとこれらが低くなるそうである。その一方で、価格を追い求めて“旬を外”すことを追求してきたのがこれまでの日本の農業でもあったとのこと。骼魔烽ゥなり重要に思われる。自動化やICTを含めた植物工場システムは、栽培を補助をするが、植物を育てるのは栽培管理者の日々の観察がモノを言う、というのが貴重な経験談に含まれていた。

“旬”には格別の意味があり、作物の特徴が発揮される時期のようである。例えば、ホウレン。

■記事の元となったプログラム内容
植物工場“野菜”販路拡大における先行事例別ビジネスチャンス(1)
http://www.megaseminar.jp/2010/ms18c/20101202.html
日時:2010年12月2日(木) 9:30~16:45
講師:下記参照

第1部 野菜の市場動向と高付加価値野菜のニーズ
東京デリカフーズ(株)経営企画室長 有井 雅幸氏   
ジュニア野菜ソムリエ(ベジタブル・フルーツマイスター) 
食生活アドバイザー 薬学博士

・食品・野菜業界の動向 
・食に関する消費者ニーズ
・新たな需要拡大を目指した取り組み
・外食・中食における植物工場野菜のニーズ

第2部 料理する側が求める野菜の品質・味について
(有)コートヤード代表取締役 野菜料理研究家食と農コーディネーター 新田 美砂子氏 
野菜ソムリエ協会講師    
(株)野菜ビジネスハピ・マルシェ顧問

・野菜の特性について  
・料理する側が求める野菜のアイテム・品質・味とは  
・飲食店における高付加価値野菜とは  

第3部 ホテル、レストランにおける植物工場野菜の実際例
ステラグリーン(株)専務取締役 野澤 歸价氏   
ホルトプラン(株)代表取締役 
スターラインズ(株)代表取締役

・植物工場の可能性について  
・ホテル、レストランへの植物工場 野菜の販路開拓の実際 
・植物工場システムの展望  

第4部 レストランにおける植物工場野菜の実際例

・レストランで求められる植物工場 野菜とは  
・カレッタ汐留におけるレストラン併設型植物工場システムの実際例  

(株)電通ワークス 研究開発グループ主任 佐藤 公也氏   

第5部 ホテル・レストラン等における植物工場野菜の実際例
(株)九州屋顧問 阿部 恒夫氏   

・住田野菜工房における植物工場ビジネスの考え方  
・生販一体型 植物工場システムの特徴と実際例  
・植物工場 野菜の販路開拓の実際  


※その他の植物工場システムのセミナーはこちら

植物工場システムにおける事業採算性とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms18c/20101201.html
植物工場“野菜”販路拡大における先行事例別ビジネスチャンス(2)
http://www.megaseminar.jp/2010/ms18c/20101203.html