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水ビジネスのセミナー【備忘録】その1

水ビジネスのセミナー【備忘録】その1


“中国水ビジネス”の最新動向と新規参入における具体的戦略


中国 では、かつての「スローガン」「プロパガンダ」的な表現が未だに有効なようです。それに比較すると、日本人が作成した資料はともすれば迫力に欠け地味な印象を持たれてきたそうです。最近は日本人のプレゼンテーション能力も上がっているはずなので…


中国水ビジネスというと、経済大国として急成長を遂げている中国でも環境汚染問題は深刻で、その代償は増大をし環境損失コストはGDP比3%とも言われている。そのなかでも水関連の事態改善には中国政府も力を注ごうとしているようです。


中国水ビジネスについては、汚水普及率(汚水処理率)を73%から80%へ引き上げる目標を立てており、汚泥の処理市場では今後年間投資需要が約2.7兆円、また、膜処理市場では2015年の売り上げが約2600億円と予想されている。工業廃水に関して、ちょっと興味をそそる話題として、製薬排水中には白金やパラジウムなどのレアメタルが含まれているそうで、都市鉱山ならぬ廃水鉱山があるということなのでしょうか…


■記事の元となったプログラム内容

“中国水ビジネス”の最新動向と新規参入における具体的戦略

http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110131.html

日時:2011年1月31日(月) 10:00~17:00
講師:下記参照


第一部 中国水ビジネス市場の最新動向とビジネスチャンス
(株)NTTデータ経営研究所社会・環境戦略コンサルティング本部 王 長君氏   
マネジャー兼グローバル事業推進センターマネジャー

・中国における水汚染 及び水不足の実態
・中国 水環境規制と今後の見通し
・中国水ビジネス市場の最新動向とビジネスチャンス


第二部 中国水ビジネスにおける現地情報の収集・活用法
(株)NTTデータ経営研究所社会・環境戦略コンサルティング本部 王 長君氏 
マネジャー兼グローバル事業推進センターマネジャー

・情報収集チャンネルについて 
・中国 水処理関連情報メディアの特徴とその活用
・中国水ビジネスにおける目的に合った情報収集・活用のポイント


第三部 資機材関連メーカー(中堅、中・小水処理、設備・機器・材料)における中国ビジネスの参入戦略
株式会社チャイナ・ウォーター・リサーチ 代表取締役 内藤 康行氏

・資機材メーカーは中国ビジネスのどの市場を狙えばよいか?
・中国側の技術ニーズ
・戦略策定のポイント
   

第四部 中国ビジネスにおける技術移転・販路開拓のポイント
株式会社チャイナ・ウォーター・リサーチ 代表取締役 内藤 康行氏

・地方政府と地場企業の癒着と排他主義について
・技術移転のポイント
・販路開拓のポイント


第五部 中国水ビジネスにおける契約・提携の留意点
アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー 弁護士 森脇 章氏

・中国ビジネスにおける契約・交渉のポイント
・中国水ビジネスにおける契約・提携のポイント


※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら


・中国水ビジネスの実際例と具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110201.html
・“アジア新興国水ビジネス”の最新動向と事業戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110202.html
・“アジア新興国水ビジネス”の実際例と新規参入における具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110203.html

大型リチウムイオン電池のセミナー【備忘録】その3

大型リチウムイオン電池のセミナー【備忘録】その3


大型リチウムイオン電池の安全技術とビジネスチャンス


大型リチウム電池 の安全性と関係したビジネス例としては、いくつかある。まずは、信頼性や安全性が高い電池を作ること。これは、他国との商品価値に差があるものを作る必要がある。そして、電池材料保護回路保護システム充電制御装置電池情報逐電装置、データ処理制御システム、電池部品、電池ケース、安全弁、ヒューズなど各分野にわたって、安全性に関するビジネスが必要とされる。そして、大型電池安全性試験設備提供に関しても、ビジネスが成立する。実は、大型電池の安全性試験というのは、なかなかできない。要するに、単電池ならできるが、大きな敷地などもなかなかないというのが現状。   試験結果は秘密事項なため、試験や評価実施を自社でやるとしても、大型の実験ができる場所がなかなかなく、場所の提供なども、ビジネスのひとつとなり得る。


大型リチウム電池 の市場は、現状では、携帯電話とノートPCに支配されているといえる。全出荷台数の3/4近くを占めている。リチウムイオン電池の開発課題には、まず、高エネルギー高容量化技術が上げられる。これは、永遠の課題であり、高容量化競争で勝たないと、撤退を考えざるをえないのかともいえる項目である。つぎに、安全技術が開発課題としてあげられる。この、安全技術に関しては、近年注目度が高く、必須の技術といえる。高容量化に伴って、不安定要因が増加しているため、熱暴走反応解析に基づく安全化技術が必要になっている。そのほか、低コスト化の技術や高出力化技術も、開発の課題となっている。


大型リチウムイオン バッテリの安全性を考えたときに、バッテリマネジメントを採用することになる。大型リチウムイオンバッテリに、バッテリマネジメントがない場合、いくつかの問題点が出てくる。バッテリマネジメントがないことによって、予測される問題点は、だいたい5つ予測できる。まず、組電池の各セル容量にバラツキが発生するということ。それから、充電時に容量ばらつきの要因で各セルにおいて充電過不足が発生すること、容量バラツキにより過放電に至るセルが発生すること、容量バラツキにより使用容量範囲が狭まること、そして最後に、それらの要因によってバッテリの寿命低下が発生することなどが、予測される問題点である。これらの問題があるため、組電池にした場合、各セルの容量を均一にする機能が必須になってくる。


■記事の元となったプログラム内容
・大型リチウムイオン電池の安全技術とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101201.html
日時:2010年12月1日(水) 9:30~16:30
講師:下記参照


第1部 大型リチウムイオン電池の安全技術の課題とビジネスチャンス
群馬大学大学院工学研究科応用化学・生物化学専攻教授 工学博士 鳶島 真一氏   


・各種トラブル(発熱、漏洩、発火、他) 
・性能 劣化、材料 劣化 
・安全対策の手順


第2部 大型リチウムイオン電池の安全性評価と安全設計のポイント

群馬大学大学院工学研究科応用化学・生物化学専攻教授 工学博士 鳶島 真一氏

・大型 リチウムイオン電池における安全性に関する動向  
・リチウムイオン電池の非安全時の電池の挙動について  
・大型 リチウムイオン電池の安全性 劣化 要因とその対策  
・大型 リチウムイオン電池の安全性評価の実際  
・材料から見た大型 リチウムイオン電池の安全対策と最適設計のポイント(材料選定)  


第3部 大型リチウムイオン電池の高容量・高出力化に向けた安全化技術

(株)東芝SCiB開発部 博士(工学) 大﨑 隆久氏   

・リチウムイオン電池の市場と課題
・リチウムイオン電池の発熱要因と安全化の考え方  
・電池内部の反応解析のポイント  


第4部 大型リチウムイオン電池に向けた劣化評価と対策
(財)材料科学技術振興財団分析評価部OFMGリーダー 安部 寛子氏   


・大型 リチウムイオン電池に向けた劣化評価のポイント  
・各構成材料における劣化評価のポイント  
・大型 リチウムイオン電池に向けた劣化対策について

第5部 大型リチウムイオン電池のバッテリーマネジメントの実際
電動車両技術開発(株)代表取締役 (兼)エナックス(株)顧問 小池 哲夫氏   


・大型 リチウムイオン電池 構成材料と安全性について  
・大型 リチウムイオン電池の安全性 確保のポイント  
・大型 リチウムイオン電池 バッテリーマネジメント(BMS)の実際  
・大型 リチウムイオン電池の劣化防止と寿命 改善のポイント


※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら

・大型リチウムイオン電池及び構成材料・関連商品(EV・HEV・PHEV、蓄電システム、他) における市場動向とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101129.html
・大型リチウムイオン電池構成材料とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101130.html
・大型リチウムイオン電池 及び新型電池等の比較とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101202.html
・大型リチウムイオン電池の基礎知識
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101203.html

大型リチウムイオン電池のセミナー【備忘録】その2

大型リチウムイオン電池のセミナー【備忘録】その2


大型リチウムイオン電池構成材料とビジネスチャンス


リチウムイオン電池 の世界生産・販売シェアの企業別ランキングをみると、2000年の時点では、日本のサンヨー電気ソニー松下電池工業などといった企業が、ランキングのトップ6を占めていた。しかし、2008年の段階では、すでに、海外の企業が、躍進してきている。1位はサンヨー電気だが、2位は、韓国のサムソンSDI、3位がソニー、4位には中国のBYD、5位が韓国のLGケミカル、6位が中国のBAKとなり、欧州の企業でも研究開発プロジェクトが進んでいる。海外企業の躍進は、2005年以前からと推測できる。今後の電極・電解質材料に関しては、さらなる、高出力・大容量化の方向へ進んでいく。


リチウムイオン電池 の大型化と、高性能化に伴う負極材料は、高容量化、そして高エネルギー密度化、そして、高出力化が要求されていく。炭素(鉛を含む)系材料から合金系負極材料を作った場合、寿命が短い、コストや資源的に問題が少ない、大きな体積変化や付加逆容量、微粉化などが上げられる。高出力化では、ナノオーダーの活物質導電材の接合技術の確立、安全性向上には負極表面での電解液分解反応制御、表面修飾法などが要求されることになる。市場の動向としては、炭素材料を主流として、ノートPCやそのほかのモバイル機器を用途に、市場は拡大し、これからの量産効果で低価格化が進む。炭素・黒鉛系は、放充電リサイクル寿命やコストの点で大きな欠点がないため、すでに民生用途で実績がある。


リチウムイオン電池 は、黒鉛負極コバルト酸リチウム正極、ポリおれふぃん微多孔膜セパレータ有機電解液から構成される。過充電すると、電解液の分解や炭素負極上でのリチウムデンドライトの生成が起こり、短絡して発火にいたる。そのため、厳密な充放電制御と、そのほかの多くの安全機構が整えられている。特に、微多孔セパレータには、もし微小短絡が起こった場合に、電流遮断特性である、シャットダウン機能がある。このシャットダウン機能は、120℃くらいまで維持されることが求められる。そのため、溶融温度以上でも流動性の低い超高分子量ポリエチレンを用いたり、あるいは低融点の膜と融点が160℃付近の膜の多層複合化などが行われる。また、できるだけ薄膜化して、なおかつ短絡防止することが求められている。



■記事の元となったプログラム内容
大型リチウムイオン電池構成材料とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101130.html

日時:2010年11月30日(火) 9:30~17:00
講師:下記参照


第1部 大型リチウムイオン電池構成材料の技術動向と展望
文部科学省科学技術政策研究所客員研究官 工学博士 河本 洋氏   

・高出力・高容量二次電池がもたらす低炭素社会について
・大型 リチウムイオン電池の構成と充放電メカニズム
・大型 リチウムイオン電池の研究開発状況
・大型 リチウムイオン電池における電極・電解質 材料の研究開発の現状と方向性


第2部 大型リチウムイオン電池用電解液の最新動向と展望
群馬大学大学院工学研究科応用化学・生物化学専攻教授 工学博士 鳶島 真一氏


・リチウムイオン電池 用 電解液の課題と対応のポイント  
・大型 リチウムイオン電池 用 電解液の開発動向  


第3部 大型リチウムイオン電池用正極材料の最新動向と展望
長岡技術科学大学工学部物質・材料系助教 博士(工学) 本間 剛氏   
(元)三菱電機(株)先端技術総合研究所研究員


・大型 リチウムイオン電池に求められる性能
・大型 リチウムイオン電池 用 正極材料の最新動向
・リン酸系 正極材料のガラス結晶化について


第4部 大型リチウムイオン電池用負極材料の最新動向と展望
福井大学大学院工学研究科材料開発工学専攻教授 工学博士 荻原 隆氏


・リチウムイオン電池の大型化、高性能化に伴う負極材料の要求特性  
・大型 リチウムイオン電池 用 負極材料の開発動向  
・チタン酸リチウム 負極材料について  

第5部 大型リチウムイオン電池用セパレーターの最新動向と展望
滋賀県立大学工学部材料科学科講師 博士(工学)  山下 義裕氏


・大型 リチウムイオン電池 用 セパレータ に要求される性能
・大型 リチウムイオン電池 用 セパレータ の開発動向
・次世代ナノファイバー セパレータ技術について


※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら


大型リチウムイオン電池及び構成材料・関連商品(EV・HEV・PHEV、蓄電システム、他) における市場動向とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101129.html

大型リチウムイオン電池の安全技術とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101201.html

大型リチウムイオン電池 及び新型電池等の比較とビジネスチャンス
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101202.html

大型リチウムイオン電池の基礎知識
http://www.megaseminar.jp/2010/ms24b/20101203.html