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水ビジネスのセミナー【備忘録】その4

水ビジネスのセミナー【備忘録】その4


“アジア新興国水ビジネス”の実際例と新規参入における具体的戦略


水ビジネス といえば、技術そのものの知識だけではなく、その応用に際してのノウハウ経験を如何に世代間で移転するかは技術大国日本の差し迫った課題であろう。日本全体の知識・技術・ノウハウを新興国へ伝えて行くと共にビジネスとして確立させることも必要。



新興国 向けの排水処理装置は、環境保全を維持しつつ経済発展を行えるようにする重要な技術であるようにも思える。まだまだ環境関連のビジネスの裾野は広がっているようです。


■記事の元となったプログラム内容
“アジア新興国水ビジネス”の実際例と新規参入における具体的戦略

http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110203.html


日時:2011年2月3日(木) 9:30~17:00
講師:下記参照


第一部 アジア新興国の水事情に対応する水処理技術
福島大学理工学群共生システム理工学類教授 稲森 悠平氏   
(独)国立環境研究所客員研究員 理学博士


・アジア新興国の水事情に対応する水処理技術
・バイオ・エコシステムを活用した中国における水環境保全再生戦略



第二部 アジア新興国の水環境に対応する水処理技術
㈱イガデン代表取締役 五十嵐 武士氏   

・電気分解技術による排水処理・水質改善装置の国内導入実施例
・アジア新興国における電気分解技術の適用
・アジア新興国への技術移転のポイント 



第三部 ベトナム、インド、インドネシアの水環境とそれに対応する水処理技術
熊本大学副学長(兼)大学院自然科学研究科教授 工学博士 古川 憲治氏

・ベトナムの水事情と実態と法規制の動向
・ベトナムの水環境に対応する水処理技術
・ベトナムにおける水ビジネスの具体的な進め方



第四部 インドの水事情とそれに対応する水処理技術
長岡技術科学大学工学部環境・建設系准教授 博士(工学) 山口 隆司氏

・インドの水事情の実態と法規制の動向
・インドの水環境に対応する新しい水処理技術
・UASB-DHSシステムによる排水処理の実際



第五部 インドネシアの水事情とそれに対応する水処理技術
創価大学工学部環境共生工学科長(兼)教授 農学博士 戸田 龍樹氏

・インドネシアの水事情の実態 
・インドネシアの水環境に対応する水処理技術


※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら


・“中国水ビジネス”の最新動向と新規参入における具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110131.html
・中国水ビジネスの実際例と具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110201.html
・“アジア新興国水ビジネス”の最新動向と事業戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110202.html

水ビジネスのセミナー【備忘録】その3

水ビジネスのセミナー【備忘録】その3


“アジア新興国水ビジネス”の最新動向と事業戦略


電気分解で工場排水に含まれる有害物質を除去する技術は薬品を使用しないので湖沼浄化にも応用されようとしている。特に、薬品を混入しないので生態系に優しいことが大きな優位点と思われる。これは世界全体を市場とする企業にとってISO基準順守の観点から、薬品を使用しない環境保全技術を求める企業には朗報ではないでしょうか。


東南アジア の開発途上国では、ゴミ処理は大問題であると同時に、ゴミに依存する人々が大勢存在するのも事実である。“ゴミ処理場”でリサイクル可能なものを分別収集し生活の糧にしている。ところが高く積み上げられた“ゴミの山”の崩落事故、やメタンガスの発生・浸出水の処理などの問題がある。


世界中で、浸出水中の高塩分ならびに難分解物質は、浸出水処理の課題となっている。ここに“藻類バクテリアを用いた新たな処理システム”が応用できるのではと期待されている。実際にこの技術はオランダのスキポール空港で飛行機に噴射される不凍液の処理に成果を上げているとのこと。また、日本の“膜”技術を応用することも考えられているそうです。


水ビジネス に関する環境問題に取り組む研究者の苦労話として、研究サンプルとして海外から「汚水・廃棄物」を輸入するのがなかなか手間がかかるそうです。なにしろ「バーゼル条約」で環境汚染を他国に持ち込むことが原則禁じられているので…



■記事の元となったプログラム内容
“アジア新興国水ビジネス”の最新動向と事業戦略

http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110202.html

日時:2011年2月2日(水) 9:30~16:45
講師:下記参照


第一部 アジア新興国における水事情・ODAの最新動向と展望
(独)国際協力機構 地球環境部計画・調整担当次長 安達 一氏   


・アジア新興国における水事情 及びODAの実態と展望
・アジア新興国の水分野におけるODAの実績と今後の展望


第二部 アジア新興国水ビジネスにおける市場の読み方と具体的戦略
日本上下水道設計(株)経営工学研究所所長 玉真 俊彦氏


・アジア新興国 水ビジネス市場の動向分析
・アジア新興国 水ビジネスの市場の読み方
・アジア新興国 水ビジネス市場の具体的戦略


第三部 アジア新興国水ビジネスにおける具体的戦略
輝水工業(株)代表取締役社長(兼)CEO 森 一氏   
(前)日本ノリット(株)代表取締役社長(兼)CEO 北東アジア代表
(元)GEエナジー・ジャパン(株)代表取締役(兼)ウォーター事業日本代表

・アジア新興国 水ビジネスにおける外資のリーダーシップマーケティングとは
・アジア新興国 水ビジネスにおける欧米型水ビジネスモデルとは
・アジア新興国 水ビジネスにおけるこれからの日本型水ビジネス
・BOPビジネス と リバースイノベーション
・アジア新興国での水ビジネス マーケティング
・アジア新興国 水ビジネスにおけるプロジェクトの具体的進捗策


第四部 アジア新興国水ビジネスにおける具体的戦略
(有)神戸インターナショナルテクノロジー代表取締役 宝月 章彦氏
(元)(株)神鋼ソリューション専務取締役 工学博士 
技術士(総合技術監理部門、水道部門)


・水処理ビジネス現状と今後の市場?
・アジア新興国“水ビジネス”市場が日本企業に求めるものとは?
・アジア新興国における水処理メーカー、資機材関連メーカーの具体的戦略


※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら


・“中国水ビジネス”の最新動向と新規参入における具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110131.html
・中国水ビジネスの実際例と具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110201.html
・“アジア新興国水ビジネス”の実際例と新規参入における具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110203.html

水ビジネスのセミナー【備忘録】その2

水ビジネスのセミナー【備忘録】その2


中国水ビジネスの実際例と具体的戦略


中国北方地域の水資源量(中国水ビジネス )は全国のわずか19%だが、それに対して耕地面積は全体の40%、人口は全体の46%、GDPは全体の40%である。つまり、北方地域では圧倒的に水資源が不足している。さらに、4ヶ月の増雨期に降る雨の量は、年間降雨量の70%を占め、降る時期と降らない時期の差が激しいのも問題である。「人は多いが、水は少ない。水資源の分布が不均衡である」。これが中国をとりまく水資源の基本的状況である。


中国は90年代以降、中国水ビジネス規制緩和・民営化を推し進めており、非国有企業の総資産に占める割合は2000年の10%から2009年には24%に拡大している。汚泥処理産業排水処理海水淡水化などは民間を主体に行っているほか、上水分野汚水処理中水再利用といった公益性の高い分野においても、BOT等の事業形態により、民営化が進んでいる。汚泥処理基準の規制強化の動きもあり、日本の技術的な優位性を基にとして、ビジネスチャンスがあると期待されている。しかし、割高なコストは日本企業のネックでもあり、これをどう克服するかが緊急の課題のようである。


■記事の元となったプログラム内容

中国水ビジネスの実際例と具体的戦略

http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110201.html

日時:2011年2月1日(月) 9:30~16:45
講師:下記参照


第一部 中国における水ビジネスの具体的な進め方
丸紅㈱経済研究所チーフアナリスト 猪本 有紀氏   


・中国の水事情と水ビジネスのポイント
・丸紅(商社)の中国 水ビジネスの具体的な取り組み


第二部 中国における水環境の実態と対策技術
(独)国立環境研究所バイオエコ技術研究室室長(兼) 徐 開欽氏
中国武漢大学客員教授 工学博士


・中国における水環境の実態と対策  
・中国で求められる水処理 技術  
・日系 水関連企業における事業戦略のポイント
・中国 水ビジネスにおける“現地化”のポイント


第三部 中国におきえる排水処理・汚泥処理の実際
㈱アクアテック代表取締役 技術士(衛生工学) 大西 彬聰氏


・中国における工場排水・汚泥の実態とその対策
・工場排水・汚泥の処理技術(生物処理法、物理・化学的処理法)
・中国 水ビジネスとそのポイント(課題について)


第四部 中国における汚泥脱水システムの実際例
巴工業(株)機械本部営業技術部部長 技術士(上下水道部門) 平松 達生氏


・巴工業における「中国での“汚泥処理ビジネス”」のポイント 
・中国における“汚泥処理ビジネス”の具体的な進め方 


第五部 中国における排水処理・エネルギー回収の実際
東北大学大学院環境科学研究科都市・地域環境システム学分野准教授 李 玉友氏   
博士(工学)/技術士(上下水道部門・衛生工学部門) 
中国天津大学客員教授(兼)西安建築科技大学客員教授


・中国における嫌気性処理 技術の応用展開
・技術・システム提案のポイント


※その他の大型リチウムイオン電池のセミナーはこちら


・“中国水ビジネス”の最新動向と新規参入における具体的戦略

http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110131.html

・“アジア新興国水ビジネス”の最新動向と事業戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110202.html
・“アジア新興国水ビジネス”の実際例と新規参入における具体的戦略
http://www.megaseminar.jp/2011/ms20a/20110203.html