※この日記はクレトトケイの偏見で書かれております。その点を留意のうえ、ご覧ください。
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オフ会って来ました!!2020!! パート①
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はい!お待たせしました!!オフ会話の続きですよ!!

13時半に会って、今から話そうとしている時間は未だに16時過ぎというこの濃厚感!!パート⑦まで書いて、3時間経っていない!!さすがのマスキクオリティーですねー。
というわけで、妖怪と人間はご飯を食べます。


「空腹が限界だ」
と仰られるマスキさん。元々聞いていた話でも、情報的にもまだご飯がまだのようだったので『来たか!!』と心の中で某小学生の探偵になった気分のクレト。

実はこの前に1ヶ所寄り道をしたのだが、そこだけは乙女らしくクレトだけの秘密とさせていただこう。(別段大した話ではない)

現在位置からオススメの店を脳内検索にかける。

マスキさんといえば、ファミレスのイメージが強い。しかし、デブ活中であり、さらには喫煙者。その条件に合うお店。ガスト、ガストなのか?!しかし、遠い!!

悩んでいるとマスキ先生の方から「タバコ吸えなくてもいいよ」との条件提示が。ならば、私は自然と指を差した。多々の思い出がある店を……

パン食べ放題! パスタのお店で、基本的に待つことなく食べれる。
お手洗いも店内にあり、値段的にもリーズナブル。これはオススメなのではないだろうか!!なんとなくマスキさんってパスタのイメージ強いし!!実に安易な妖怪である。

そんなわけで『デブ活にはオススメのお店ですよ!!』と妖怪はゴリ押してみた。本音を言えば、他の店をあまり知らない。

 

それでもOKを出してくれた人間の優しさを感じつつ、つつ、何度目かに来訪になるパスタ屋の扉をあける。

 

このとき妖怪は内心で思っていた。『絶対的にコイツはパン如きでは太らない……!!』

 

なんせこの人間はデブ活、デブ活といっているけれど、ヒョロサということは決して感じていない。
どちらかといえば、これ以上に無駄なぜい肉をつけてしまったらデブのジャンルに入るのではないのか? というような、体格があるのだ。
 

デブのクレトからしたら理解ができないが、本人は気にしているので黙っていよう。結局こうして書いているので意味はないのだが、その辺りはご愛敬である。

そんなことを考えながら、店内へ。この男は自分から我が街のように歩き出すときと、妖怪の後ろについてくることの差が激しい。時間的な問題もあって店内はがら空きであった。ので、『お好きなお席へどうぞ』というと妙な戸惑いを感じた妖怪。

実のことをいえば、クレトは生パスタが好きだ。くわえていえば、ここのパスタメニューは和風パスタの内容が定期的に変わっていて、料理の参考になるのである。

クレトが外出するのは久々だったし、外食なんてさらに久々なので全力で新たなメニューを取得してやろうと思っていた。マスキさんは今まで仕入れていたデータでは食べまくっても引かない人種だし、その方が食べやすいだろう。

そんなことを考えながら、鼻歌でも歌いたい気持ちになっていたのに……現実は残酷だ。
メニューを開く。その瞬間に私を襲ったのは、たった一言の言葉。

『吐きそうだ』
 

食べれるようになったつもりだった。飢えがないわけでもない。金額を考えて、初めから奢るつもりで入ってもいるので後ろめたさもない。なのに……吐き気がする。

数年前から私は拒食症になってしまいまともに食事が食べられない体ではあった。それでもかなり強制して、自宅では食べれるようになっていたから余計にショックだった。

思いっきり食べても問題がない相手、ついでにいえばそこそこ好きなメニューで食べ放題という魅力もあるのに体が、喉が拒絶する。

それでも食べたいと思ったので、メニューを何度もみる私。メニューを見れば味の想像はつく。だからこそ、食べれるメニューを探した。でも、あいだにも注文を決めるマスキさん。何一つ全く決まらないクレト。

「俺、基本的にすぐに決まっちゃうんだよね」
『私、目茶苦茶悩むんですよ』

ここでも相いれない妖怪と人間。

そんな裏事情がなくとも、私は何であれ物事を決めるのが遅い。逆にマスキさんは全般的に決めるのが早いらしい。さすがはみk……やめておこう。この表現は私らしくない。

待たせるのも申し訳ないので、ミニパフェを食べることにしたクレト。早速、店員さんを呼ぶことに。ほぼ同時に店員さんに声をかけ、注文をする。

私はレジなどから背を向けた席に、マスキさんが反対側の席に座ったわけで、その理由の大きな部分はこちらがベンチ席になっていたためだと思う。
どこかの紳士学的なもので「基本的に女性はベンチ席に座らせるべし」というような話があるわけで、意識的にせよ無意識にせよ、女性はそういう気遣いは嬉しいものだ。

改めて、何故そんなことを唐突に説明したのかといえば、私が感じていた戸惑いと、気持ち悪さについて話したいと思うからである。

このマスキという男は配信の中でも、こうして対面であったときも、“ATフィールド”つまりは心の壁の話をしていた。仲良くしているようでも、実際のところは分厚い心の壁を作っていると。そのような話だ。

もちろん心の壁などは誰でも作っているだろうし、ネット上からの付き合いやこうしたオフ会ならそれはさらに増すだろう。

私が長年仲良くしているネト友はそれを体現しているような人間で、たまに会うわけだが、上着一枚置いて席を立つようになるまでで5年以上はかかった。

そのような経験があったので、私は喫茶店で戸惑ったのだ。
 

カバンは無防備に放置され、スマホは机の上。財布は流石に持っているだろうが、なんだこのどうぞ情報を抜き取ってください!というような状態はと!!
いやまあ、スマホを手にしたところでパスワードなんてわからないし、ガラケーみたいにプロフィールがあるわけでもないだろうし、だからといってもしラインの通知とかが入ったら見える可能性があるのだよ?! 上向きで置いていくなよ!!

戸惑いました。

更には、私がベンチ席に座っているので普通に荷物をこちらに渡してくる初対面の男。上着も渡される。
まあ、カバンに大したものが入っていないということはよくある。男性にはあるあるだ。でもこんなにあっさりと渡してもいいのか?! 警戒心とかないのか?!

戸惑いました。

という中途半端なところで話は続きます。
……結局食事始まってねぇ!!

次回、クレトとマスキのシンクロニシティ。お楽しみに。
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