※この日記はクレトトケイの偏見で書かれております。その点を留意のうえ、ご覧ください。

パート①はこちら→オフ会って来ました!!2020!! パート①

パート④はこちら→オフ会って来ました!!2020!! パート④

 

本来なら終わらせようと思ってたパート⑤です。いやー、ここまでこの騒がしい文を読み続けてくれている人がいたらマジ感謝です!!あとでも話すことにはなりますが私はこの日、マスキさんとコラボ配信をさせて頂いたのですが、そこで話されたゲーセン話パートでございます。

 

神社を出て、おみくじマシーンに一本釣りされた妖怪。

 

おみくじならさっき引いたじゃん!って思うじゃないですか。違うんですよ。そこのね、おみくじマシーンは人形がおみくじの紙を持ってきてくれるタイプのものだったのですが、顔がね完全に目がぱっちぱちの萌えキャラ!!

 

全体的に雑味が激しい巫女さんの人形で顔がめっちゃ萌えキャラ顔で作られてたんですよ!! クレト爆笑。興味なさげなマスキさん。

 

…………あ。こういうのもどうでもいいタイプなんだって思いました。いやまあ、そうですよね。おみくじマシーンの人形が無理やり感のある萌えキャラになってて、店員さんがそれなりに考えてたどり着いた商法の結果で、でも、きっと萌えとかよくわかってはない、営業終了してからこんな感じでよくね?って適当に作ったんだろうなー けど、外人さんとかはそれなりに引いてしまうのかなーとか、この機会どういう感じの演出がされるんだろうとかとかとか。普通の人間は考えませんよね。

 

たぶん、私が今まで出会った人間であっても一名を除いては同じ反応だと思います。でもな! 妖怪は気になったんだよ! 個人的にツボったんだよ!!

 

はい。そんな妖怪の心のうちを人間様が知るよしもなく、何となくな流れからゲーセンに入る流れに。

 

学生時代を含めてゲーセンによく行く人、行かない人って別れてるんですよね。特にスポーツ系の部活の人なんかは行くこと少ないのかな? と個人的に感じているわけですが、物珍しそうな顔をしてるなーと隣の180cm越えを眺めるクレト。

 

私自身は昔からよくゲーセンに行ってましたし、現在もちょこちょこと行くタイプなので、そこのゲーセンの品ぞろえ自体を楽しんでいたわけなのですが、音ゲーを置いてある階に行った我々。

 

地下が音ゲーと格ゲーとかの階になっていたわけで、マスキさんのあとをちょこちょことついて回るクレト。このときに実はマスキさんの品のよさなどを感じていたのは秘密である。

 

ドラマニというドラムを叩くゲームがあったので『マスキさんってドラム似合いそうですね』というと「全然できない」とちょっと予想外の返事があったので『太鼓の達人は?』と訊ねてみた。結論として「一度やってみよう」ということに。

 

音ゲーをやるときは上着を脱ぐというのはある意味でゲーマーの常識であり、上着を脱ぎ始める私に「お。本気だねー」と煽るマスキさんは後で後悔することになる。いや、なった。このゲームの恐ろしさを。

 

太鼓の達人は基本的に3曲プレイが基本であり、赤と青のマークに合わせて真ん中とふちを叩くゲーム。

選曲はマスキさんに任せることにした。何を選ばれても3曲プレイできるため何でもよかった。

 

「じゃあ、」と彼が1曲目に選択したのは最近はやりの鬼滅の刃OP。人気曲なので難易度は超絶に低い。

あまりにも難易度が低いので、最初の方から打ちミスを繰り返すクレト。横を見ると、なんかステップを踏んでる男がいる。そう。マスキ28歳男性、おもに雑談枠やってます。その人である。

 

体を左右に振り、そのうちターンでも決めるのではないかというくらい動き回る。しかし、決してこちらにぶつかる気配がないのはスポーツ経験者ゆえなのか、日頃からナメクジ妖怪と呼んでいる粘着性の生き物にふれたくないからなのか……

 

2曲目はボカロ曲。ナユタンPのダンスロボットダンス。

 

難易度が爆上がりである。太鼓の達人は単純に叩くだけでも体力を消耗するので、下半身を浮かせるような無駄な動きはご法度と言える。が、めちゃくちゃ動き回る、マスキ28歳男性、おもに雑談枠やってます。

 

うん。この人は小学生低学年なのかな? ゲーセン初めてかな、ぼく? というぐらい楽し気に叩く28歳男児を見て、その雰囲気に釣られて一緒に踊りだすマスキ枠の妖怪ことクレトトケイ179歳、不定期配信やってます。

 

本気で3曲できることを知らなかったマスキさんは「つかれたーでも、たのしー」と全力を出し切ったような雰囲気に。

 

しかし、画面は再び曲選択に戻る。再び難易度が低い曲を選ぶかな?っと見ていると「ボカロいいね! ボカロ! このくらいの難しさがいいよ!! Foo!!」と笑う。

 

今思えば、本当にゲーセンでもよく通る声だったなと感心する。

 

ラスト3曲目は再びボカロでヒバナだったと思う。ぶっちゃけあまり聞いたことのないボカロ曲だったので記憶が薄い。

再びステップを踏み出すマスキさん。内心『ステップ踏んでも意味ないんやで』と感じている冷静な自分もいたがそれ以上に楽しくて仕方なかった。

 

自分が出してるとは思えないような大きな声で笑い、『ミスったー』と悔しがり、自分も今にも叫びそうになったが笑うにとどめる。さすがに妖怪には出過ぎた楽しさであり、かえれなくなる。そう思ったのだ。

 

曲が終わると同時に後ろのベンチに倒れこんだ28歳。マスキさんは正直、20代前半ですといっても通りそうな雰囲気がある。が、そこでぐだっているのは完全に30を目前にしている男であった――

 

こうして、怪奇。太鼓の達人で踊る男は完全消滅したのである。

 

ゲーセン編、まだ続きます。

オフ会って来ました!!2020!! パート⑥