大学で講義をさせていただいたときに、生徒から聞かれた質問とその回答その1 | 3Dマイホームデザイナーんとこの社長ブログ

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https://youtu.be/ECaWyKO0e40

4月に某大学で90分のコマをふたついただき、主に3Dについての授業をさせていただきました。

 

その後のアンケートでいただいた質問に後日回答したのですが、子どもの日にちなんで一部掲載させていただきます。

 

■Aさん
触れておいた方が良いと思う最新技術はなんですか?
 

→新しいことには、なんでも機会を作って触れてみてください。それで自分なりに「良い悪い」を判断した方がいいですよ。

■Eさん
コンペや資格以外で、持っていたらいいものやできることがあれば教えてほしい。
 

→自分で実用的なアプリやプログラム(例えば㎜と尺を変換する電卓とか)を組んで、多くの人に使ってもらう。
→自分でYoutubeやTiktok、Instagramのアカウントを作り、運営のノウハウを掴んでおく。
→自分が今できることやスキルを活かして、お金を稼ぐことを考えてみる。今は「ココナラ」や「ランサーズ」などがある。
→料理、掃除、洗濯などをマスターする。

コンペや資格は「実用的ではない」が、上記のことは「実用的」。実用的なノウハウを持っている人間は即戦力になれるので、無理のない範囲でチャレンジしてほしいですね。

■Sさん
面接で特に気にしているところは?
 

→「自分の成長」が第一ではなく、リーダーシップの有無と世の中に役に立つことがしたいかどうかです。

■Nさん
残念ながら名前が読めなかったのですが、文字、声、動画、静止画は、伝えるための手段です。
どんなにいい内容でも伝わらなければ何にもなりませんし、気持ちも伝わりません。
あなたの場合は、そこをもう少しだけ丁寧にやることを、学生の間に身に付けることが今後のために大事だと思います。

■Gさん
自分がイメージしているものはたくさんあるのですが、なかなか文字や図に起こせません。なにかコツはありますか?
 

→わたしは、ホワイトボードにどんどん思っていることを書きます。頭の中だと考えていたことが消えてしまうことがありますが、これなら振り返りながら思考をまとめることができます。
もうひとつは、ベタですが「マインドマップ」です。XMINDというソフトは使いやすいのでおススメです。
「思っている」だけでは形にならないので、とにかくアウトプットです。

■Yさん
AIに対しての恐怖などはありますか?
 

→ありません。カメラも鉄道も電子レンジも飛行機も、出始めのころはいろいろと言われていましたが、今では普通に使っていますよね(^^)

■Tさん
ソフト開発の会社に入ろうと思った理由
 

→ふたつめに入社した会社に「STARFAX」というパソコンFAXシステムが導入されていました。
このSTARFAXが、字の下手な自分にとっては本当に便利なものだったので、「こんなものを作れる会社があるなら、ここに入りたい」と思ったのがきっかけです。

今までに一番辛かった事
 

→いろいろと思い出してみたのですが、一番っていうと難しいですね。人間は、辛かった事を忘れるようなシステムが組み込まれているのかもしれません。
総じて「知ったかぶりをしていたことがバレたとき」「無視される、相手にされないとき」は、辛かったですね。しかし、それは自分の問題だと思っています。

■Cさん
新たな技術を立ち上げるとして、「役に立つ」以外にどのような点に注目しますか?

→これも面白い質問ですね。いろいろ考えてみたのですが、結局行きつくところは「何かの役に立つ」「誰かの役に立つ」になってしまうので、それ以外に注目できるところは見つかりませんでした。ただ、思考を深堀させてもらった点は感謝します。

■Fさん
社会に出て一番大変だったのは何ですか?

→お金と勉強です。お金はやっぱり必要なので、いざというときに効果的に使えるよう貯蓄は早くからしておくべきでした。非常に後悔しています。
勉強は、やっぱり仕事をしていると勉強している時間を取ることがなかなか難しくなります。
仕事する→給料入る→遊ぶ→時間なくなりお金も無くなる・・・
という「負のループ」を、どこかで調整しないと、変に追い込まれます。
なにかひとつ貯蓄をしておくことと、なにかひとつ社会人になっても続けられる勉強は持っておいたほうがいいと、自己批判を交えてアドバイスしておきます(笑)