爽やかな休日の朝、ベランダから外を眺めれば五月晴れの青空、白い雲があちらこちらにぽっかりぽっかり
こんな朝はワルツを聴きたくなります
私のお気に入りはアンドレ・リュウが指揮するヨハン・シュトラウス楽団によるワルツ集、
ショスタコーヴィチのセカンドワルツを初めヨハン・シュトラウス一世、二世作の数々のワルツが収録され、リュウ氏による軽快な演奏が堪能できます
CDをかけて気分良く聴いていると、メロデイーの合間合間に時々違う音が聞こえる気がします。
ラ~ラララ~ラララ~ラララ~ピッピッ、チッチッ
まるで笛の音ようでもあり、トライアングルの響きのようでもあり……
もしかして耳鳴り?
(最近よく耳鳴りがする)
CDを止めてみたらやはり鳥が鳴いていました。
我が家はマンションの6階、階下には道路沿いに何本もの樹があり、朝にはよく鳥が鳴いています
でもこんな風に音楽と一緒に鳴くのを聴いたことはなかった……
いえいえい音楽に合わせて鳴いていた( sing along with music)というのは気のせいで
ただ勝手勝手に鳴いていただけでした
ところで、鳥の鳴き声を文字におこすと、日本語では雀のチュンチュンを初め、鶯のホーホケキョ、ホトトギスのテッペンカケタカ、カラスのカーカー、鳩のクークーなど、書き出したらきりがありません。
英語でも鳴き声によって様々ですので、ちょっと書き連ねてみます
雀やツグミのようにチュンチュンとかチッチッのような鳴き声はchirpとかtwitter、
鶯のように鳴くのはwarble(鶯はJapanese bush warbler)、
鳩はcoo、インコはscreech、 フクロウはhoot、鶴はwhoop、
雷鳥はtoot、カラスはcaw、シギやチドリはpipe、
ひよこならpeep、雄鶏はcrow とかcock-a-doodle-doo、
(*crowはカラスという名詞と雄鶏が鳴くという動詞がある)
白鳥や雁ならhonk、アヒルやガチョウはquack などなど
一般的には「鳥が鳴いている」は A bird is singing. でいいのですが、やはりカラスやアヒルは<sing>という雰囲気ではないので、
A crow is cawing.(カラスがカーカー鳴く)
An owl is hooting. (フクロウがホーホーと鳴く)
とそれぞれの鳴き声をそのまま動詞で使うといいです
ちなみに<耳鳴りがする>は My ear is ringing.ですが、ベルや電話が鳴ると同じ動詞とはちょっと情けないな
せめてMy ear is singing.だったらいいのに??