いよいよ師走、気忙しい中、山茶花(Camellia sasanqua)の花に癒されます



山茶花はあちこちで見られますが、冬の風物詩である焚き火の情景は最近は滅多にというか、全く見られませんね。
子供の頃は冬になると普通に道路を歩いていると、ここかしこで焚き火が見られました

遠くからでも一筋の煙が立ち上るのを見つけると駆け寄り、焚き火をしてる人が近所のおじちゃんであろうと見知らぬ人であろうと構わず「わあー暖っかい」と手をかざしたものです。
そして焚き火の歌が口をついて出たものです

🎵 かきねの垣根の 曲がり角、たき火だ焚火だ 落ち葉たき あたろうかあたろうよ、北風ぴいぷう吹いている

🎵さざんか山茶花、咲いた道、焚火だ焚火だ、落ち葉たき
あたろうかあたろうよ、霜やけおててがもうかゆい

子供の頃住んでいたのは長屋のような家でしたが、狭いながらも庭があり、落ち葉焚きは勿論のこと、年末の大掃除で出たゴミなども燃やし、時には焼き芋を作ったり、上等の藁を燃やして火鉢用の灰を作ったり……
多分、同年代の方なら誰でも共有できる懐かしい思い出でしょう。
「焚き火」は英語では fire、「焚き火をする」はmake a fire とか build a fire と言います
お祭りなどでおおがかりなものはbonfire
キャンプならcampfire
それにしても最近は火事が多いですね、大分、香港、京都……
ところで、その昔、来日したばかりの外国人講師に、ホテルや寄宿先で火事が起きた時、英語圏なら火事の時は「Fire!!」と叫ぶけれど、日本人はなんと言って知らせるか、と尋ねられました。
fire=火だからといって「火!」ではないことだけは確か、
「火事!」だけでもなく実際は「火事だ~」と叫ぶんじゃないかな、と思ってそう教えたら何度も「火事だー、火事だー」と復唱していたことを思い出します。
FOB(fresh off the boat)の人には必要な情報でしょうね?
山茶花⇒焚き火⇒火事、と脱線してしまいました


