カラカラカラカラ
凄い速さで空転してる
あぁ、
全然地面掴めてないや

カラカラカラカラ
永遠に続きそうな空転
そう、
酷いのはずっと居場所が変わっていない事

カラカラカラカラ
スピードを増す空転
ほら、
涙もすぐに乾いてしまう

カラカラカラカラ
やがて点になる空転
うん。
自分が何者なのか忘れてしまう


不純な動機でGO
理性ってナンダッケ?
痛み忘れて行こう
幸せってナンダッケ?
心無くしてGO
君はダレダッケ?
涙忘れて行こう
忘れるもなにも空転してるんだからしょうがないんだぜ
まだ暑い夕暮れ
空に薄く青みがかって
白い三日月が輝く頃
暗がり始めた空に大きな花火があがるよ

二人で見ていた暗くない空
丸い大きな大輪の花
一つだけ音をたてて
静かに散って消えていく

まるで君と同じだね



君の傍に行きたくて
手の平の感触を思い出す
どんなに涙流してみても
湿った空気に混ざるだけ

風が乾かしてしまうだけ



細い記憶の線を辿る
あの場所はどこだっけ
緑の薫りにむせかえる
細やかな雨が君の髪を潤わす

君の潤いは今も乾かないね


どんなに強く握っていても
弱まる鼓動を止められなくて
ひたすらに海に叫ぶけど
たださざ波を繰り返すだけ

風がかきけしてしまうだけ




言葉で全てを伝える事は難しくて
だけど言葉にしなきゃ伝わらなくて
どんな言葉ならしっくりくるかな
愛してるとしか言えなくて



行きたいよ行きたいよ
今すぐ君のいる場所へ
会いたくて会いたくて
君の笑顔をいつも見たくて

どんなに強く願っていても
君の傍には行けなくて
消えてしまった花のあとに
残る影は君ですか

風に混じる声は君ですか




まだ暑い夕暮れ
空に薄く青みがかって
白い三日月が輝く頃
君を傍に感じるよ


さぁ、もうすぐ花火があがるよ
ゆっくり歩いていく彼女を見つめている
振り返る事なく真っ直ぐに進む
ガラス色の砂浜の上を
まるで楽しい記憶を思い出すかのように
まるで悲しい記憶を噛み締めるかのように
一歩一歩確かめながら進んでしまう

波が押し寄せ足跡を消す
意地悪だね
でも、それが優しさなのかも知れない


オレンジ色の西日の中で
長い髪を風になびかせ
前方に向けた眼差しは
驚く程に優しげで
儚い強さを宿している
波しぶきが舞って
まるで彼女を祝福するかのように
まるで彼女を誘い込むかのように
ご覧、空も笑っているよ

赤く燃え上がった西日が
やがて彼女を1本の線にしてしまう
意地悪だね
この優しさを憎んでしまいたい



僕も君と同じように
優しい歌を歌いたい