コキアの紅葉
 

 

 

   今週末、朝は今年一番の冷え込みとなり、寒かったですが、日中は20~22度と、過ごしやすい気温でした。
   
   先週一斉に開花して、良い香りを放っていたキンモクセイが、金曜日の強風でだいぶ散ってしまいました。
   花が地面に落ちて、オレンジの絨毯になるのを、毎年楽しみにしていたのですが、それも風でだいぶ吹き飛ばされて、小さな絨毯しか残っていませんでした。今年のキンモクセイは、駆け足で通りすぎてしまいました。
   
   二度咲きもあるようなので、期待したいですが……

 


  

●日ごとに色づき
   遊歩道にあるコキアが色づいて、紅葉してきました。
   鮮やかな緑のモコモコの時も可愛いですが、紅葉は秋らしい風情が感じられます。
   
   10月に入ると、日が当たる所から、だんだんに色づいていき、中旬くらいが、一番濃いピンク色になって、きれいでした。
   
   有名なフラワーパークには及びませんが、この辺りでこれだけコキアがまとまっている所はないので、散歩で通りがかった人たちも、みんな足を止めて眺めていました。
   わざわざ足を延ばして、写真を撮りにきたご夫婦もいらして
「今日は見られて良かったな」と喜んでいました。

   今は、少し枯れてきていますが、それもまた味わいがあってなかなかいいです。

 

一週間ごとに色づきが変化していきます


 

 

  

●放課後の居場所
   先日、子どもたちだけの登下校や短時間の留守番を「虐待」とし、批判を受けて撤回された埼玉県虐待禁止条例改正案。
   
   ですが、現実には子どもたちが過ごす放課後の居場所がないという、保護者の声もあります。
   どうしたらいいのでしょうか?
   
△学童クラブ
   まず、学童保育の数が絶対的に不足しています。
   自治体運営のほか、民間業者やNPO委託など、さまざまな形態がありますが、今年5月時点で、待機児童の数は全国で1万6825人で高止まり。
   埼玉県は1554人で、全国で2番目に多い状態です。
   
   国では職員の配置基準を定めていますが、守られていない自治体も多く、「詰め込み」も指摘されています。職員不足も深刻です。
   これでは「子どもが閉塞感を感じて、居場所と思えない」との指摘も。
   
△習い事・塾
   代わりに習い事や塾に通う子どももいます。
   2019年の調査では、習い事をしている小学生は30年前より倍増しています。
   ですが、家庭の経済状況に左右されるため、根本的な解決にはなりません。
   
△公園
   自然の遊び場も減り、小さい公園などでは禁止事項が多く、子どもが安心して過ごせる場所が少なくなっています。
   
△家で過ごす
   大妻大学の木下勇教授が、千葉市など3市町で調査した結果(2016~2018年)、
   千葉市では8割近く、気仙沼市で7割、群馬県みなかみ町で6割の小学生が、平日放課後、週1回も外で遊んでいませんでした。
   
●公共のサポート
   子どもを1人にしないためには、学童クラブなど、公共のサポートが必要です。
   
   いまは共働きの家も多いので、放課後の時間、子どもの自由を制限せずに、子どもの安全が守れる公共施設を充実させ、居場所を増やす取り組みを進めて欲しいと思います。
   
   我が家の近くにも子どもセンターがあります。小学校の近くなので、先生引率でセンターに来て、保護者の迎えがあるまで、子どもたちは園内で楽しそうに遊んでいます。
   遊びを通して、子どもたちは学んでいきます。遊びの場は、子どもたちの成長に必要なので、施設の充実を望みます。