小選挙区での小林候補の落選が決定的に
なったのは15日午前1時頃の選挙速報でした。
馬淵候補:7万
小林候補:6万と出たので
各局が馬淵候補に当確を出しました。
あとは比例復活かと思いましたが、比例近畿の
自民党の当選枠は9人で兵庫1区で落選した
盛山候補との惜敗率の争いとなり、
僅差で完全落選しました。
盛山候補の惜敗率:85.816%
小林候補の惜敗率:85.123%
大阪14区の長尾候補が僅差で小選挙区
落選していました。
大阪14区選挙結果
新聞各紙の選挙予測を外し、維新の谷畑候補が
僅差で当選していました。
個人的には、社会党→自民党→維新の会という
何のポリシーもない、ケツの軽いオッサンなんで
こいつだけは落選(比例復活するけど)して
ほしかったのに…。
なぜ、長尾候補が小選挙区落選したのかを
見たら、次世代の党がよりによって同じ選挙区から
出ていたことでした。
次世代の三宅候補は前回選挙の時は
維新から比例単独で出ていましたが、
今回は小選挙区からも立候補していました。
長尾・三宅両候補とも右系の候補で
チャンネル桜というテレビにも出ている人たち
でしたので、なんで事前に選挙協力を
しないんだと思いました。
しかも対立候補はケツの軽い谷畑。
選挙協力ができていれば、長尾76,555+三宅12,030
=88,585>谷畑:78,332(実際は誤差あり)となり、
長尾候補の選挙区当選となったのに。
これが出来ていれば、長尾候補の分が空き、
奈良1区の小林候補が比例復活でき
奈良から国会議員を5人送り込めたのに…。
次世代の党は岡山と熊本で2議席しか
取れないとの新聞各紙分析があったのだから、
ただでさえ少ない右系の枠を潰すといった
空気の読めないことをしないでほしかったです。
次世代の党ももう少しソフトでかつ
経済や国民生活への視点があれば、
比例で数議席取れたのにと思いました。
(一般人が田母神・西村真悟候補のイデオロギー丸出しの
主張を聞いたらドン引きすると思うので。)
奈良1区の話に戻りますが、この選挙区が民主党の指定席に
なってほしくないし、逆に自民党の指定席にもなってほしくないため
両方の政党が切磋琢磨してほしいと思っています。
自民党は奈良県では、奈良1区を落としているにも
かかわらず、次の行動に移しているようには見えません。
馬淵候補が初めての選挙(2000年)に落選してから、
すぐに次の行動に移したため、2003年、2005年、
2009年、2012年、2014年と5回の小選挙区当選を
していました。
小林候補も次の衆院選に立候補するのであれば
馬淵候補の数倍ドブ板活動をしないと当選は
難しいと思います。
参院選にシフトする方法もありますが、その時までに
民主と維新の合併が成功していたら参院選での当選は
わからなくなります。
(奈良県は維新の比例票がそこそこ多いため。)
追加ですが、選挙終了後に投票済証を
発行してもらいました。
(慣れていなかったらしく、発行まで数分かかりました。)