オランダでエイドリアン・ヴァンデンバーグを中心に結成されたバンドで、82年の1stアルバム。 メロディアスでキャッチーなハードロックが持ち味のバンドで、エイドリアンのギターも
時折、マイケル・シェンカーを彷彿させる生きのいいメロディアスなプレイを聴かせてくれる。
確かアメリカの南部辺りでは、チャートアクションが結構良かったと思う。
しかし、そんなメロディーを第一のウリにしているバンドなのに、何で「ユア・ラブ・イズ・
イン・ベイン」のような曲を、大事な大事な1曲目に持ってきたのだろうか。
アルバムの1曲目って非常に大事で、初見の人が、この1曲目を聴いたらヴァンデンバーグというバンドを誤解して1曲だけでバイバイしてしまった人が当時いたかもしれない。 それは、あまりに勿体ない。
デビューアルバムという事もあり多少粗削りな部分もあり、エイドリアンのソロも熱い気持ちが
溢れ出てしまって、バンドのアンサンブルを若干壊している感もあるが、エイドリアンが非常に
才能ある優秀なギタリストである事には疑いがなく、このアルバムでも十分にギターヒーローの片りんを見せている。 ただ、ドラムとベースのリズム隊が少し弱いのと、ヴォーカルのバート・ヒーリングも普通に上手いのだけど、ハードロックのヴォーカリストとしては普通レベルで、オランダでは、この当時は、ハードロック/ヘヴィ・メタルがそこまで盛んではなく、オランダ国内の世界レベルのヴォーカリストは、みんな他のジャンルへ行ってしまったのだろうか。




