私は、オジー・オズボーンが在籍していた70年代のブラック・サバスのアルバムは1枚も持ってない。 記憶が定かではないが、友達に聴かせてもらった事はあるのかもしれないけど、
当時の私が、歌の下手なオジーのサバスを好きにはなっても夢中になるとは思えない。
それで今回のオジー・オズボーンのソロ1stアルバムだが、アルバムが発売される前からギタリストは、あのクワイエット・ライオットのランディ・ローズだと知っていたから、78年のクワイエット・ライオットを聴いていた私は、オジーではなくて、あのルックスはいいけど大してギターも上手くないし、しょーもない曲しか書けないランディの方に、むしろ興味があってと云うか期待せずに1stを聴いてみた。
まぁビックリした、ブッ飛んだ、驚いた。
「クレイジー・トレイン」の印象的でカッコいいリフとヘヴィ・メタルのお手本のようなソロ。
「ミスター・クロウリー」のメロディーライン、フレーズの組み立てが劇的で感動的なソロ。
「グッバイ・トゥ・ロマンス」の切なく美しい曲にメロディアスなフレーズのソロ。
「レヴェレーション/マザーアース」の静から動へのコントラスト、そして、圧倒的なソロ。
その他の曲もランディの素晴らしいプレイが満載だ。
ランディってこんなにギターが上手かったっけ、こんなカッコいいリフ思いつくんだ、こんな劇的で素晴らしいソロが弾けるんだと、あのショボイ、クワイエット・ライオット時代のランディ
とは、まったく別人のような気がした。 オジーの歌が相変わらず下手なだけに、余計にランディのヘヴィなリフ、メロディアスなソロが引き立って素晴らしいアルバムに仕上がっていた。
もし、ランディが事故で亡くなってなかったら、もっと私達にどんな音楽、どんなプレイを聴かせてくれていたのだろうか。 天才、永遠のギターヒーロー、ランディ・ローズへの思いは尽きない。




