クワイエット・ライオットの1stと同じく日本だけで発売された2ndアルバム。
LAを中心に活動していたバンドで、音楽雑誌にもエンジェルの弟分的扱いで載っていて、
ルックスもいいから気になってはいたのだけど、1stのジャケットが、ちょっとアイドルし過ぎ
ていてなかなか手が出せないでいた。
それでも意を決して当時この2ndを買って聴いてみたが、ハードロックとポップスを融合させたような、それでいてハードポップのようなカッコ良さや、キャッチーなメロディーがあるわけでもなく、早い話がいい曲がほとんどなくて、唯一耳に残ったのが後の新生クワイエット・ライオットの「メタル・ヘルス」にも入っていた「スリック・ブラック・キャデラック」くらいだった。
そして、普通ならロックバンドの花形であるはずのギターのランディ・ローズのプレイにも、
特に華も目を見張るテクもなく、リフもソロもパッとしないというものだった。 更にヴォーカルのケヴィン・ダブロウの特徴的だが変な声に、これじゃルックスが良くても売れないし、アメリカでメジャーデビューなんて覚束ないなと思った。
そして、このアルバムのジャケットには写っているが、レコーディング後に加入して実際にはプレイはしてないベースのルディ・サーゾは、後のホワイトスネイクでの、その圧倒的であまりにもカッコいいパフォーマンスでキャリアの頂点を極めるが、ルディの28歳当時のお姿が拝めるのが、このアルバムの唯一嬉しい所か。 考えてみればルディ・サーゾが、オジー・オズボーンのバンドにランディから誘われてメタルゴッドなヘッドバンキングで有名になったのが、この4年後くらいだから割と遅咲きだったんだな。 しかし、いつもルディってベースプレイじゃなくて、ライブでのパフォーマンス、アクションで評価されているベーシストだな。




