大物狙いでエリアタックルを
必要以上に強くすると?
エリアトラウトでの大物狙いのタックルセッティングについての補足。
エリアトラウトでの大物狙いでラインブレイクする人が多いみたいなので、原因を考えてみる。うちは4〜5.6lbで全然切れませんので違いは多分・・・
先に結論
結論を先に書いてしまうと、ドラグだと思います。KOMAYAドラグを使えば解決すると思う。うちはこれを使う前提のセッティングです。理屈は必要無いけど何とかしたい人は読まなくて良いので、試してみましょう😁
フックが伸びる、ロッドが折れる
ライン強度を上げ過ぎていて、それに合わせてドラグを強くするとなる。ドラグ設定が正しくてドラグ性能が良ければ問題にならない部分。
強い強度のラインが切れる
以前の記事で書いているけど、フックに合わせると4lbで平気なはずなんです。それなのに6lb等で切れるって事は、瞬間的な負荷がライン強度を越えてしまうから。フェルトドラグは相当緩くしないと瞬間的な負荷に対応出来ないです。KOMAYAドラグはこの部分が優れているから切れないしフックが完全に伸びる事も無い。
瞬発力とパワーが有るF1系、特にタイガーの大物相手だと大きな差が出ます。イトウは・・遅いからフェルトドラグでも行けそう。強い力が速い速度で掛かるとフェルトドラグはラインブレイクする。
悪循環
間違い無いのは、例えば6lbのラインが切れたとしたら、6lb以上の負荷が掛かってしまっているって事。そんな負荷を標準的なエリアロッドに掛けると・・・って事になるので強いロッドにしないと扱えない。そうなると今度はロッド操作が難しくなる。失敗例でも書いているけど悪循環。
ナイロン4lb
PE 0.2号5.6lb フロロリーダー 4lb
このどちらかで全然切れないです。逆に言うと、これ以上の強度のラインで切れる場合はドラグの問題なので、フェルトドラグでしたら、緩める=強いラインの意味が無い。と悪循環ですね。
ロッドの表示
ロッドは・・・許容するライン強度か号数が表示されていますよね?弱い方のラインでしたら扱い難いだけで済みますが、強い方はロッドが破損するので厳禁。3lbまでとなっているなら3lbまでのラインでやり取りするしかないって事。
画像は初期に大物狙いで使っていたメタルジグ用のロッドで、エリアだと強過ぎる。
無駄な出費を避ける
KOMAYAドラグ+は、税込2420円とルアー何個かの値段で買えるからルアーロストする前に試せば良いと思う。合わない人は元に戻せば良いだけですし。ドラグを強く掛けても急な負荷でラインが出ますから、ドラグを弱くしてガリガリ巻かなくても魚が寄ります。1匹大物を釣ってラインがヨレヨレでは割に合わない。
評価の違い
KOMAYAドラグを使ってみたけど意味が無いとか、良く無いと言う人もいる。単純に使い方が合っていないのだと思います。ドラグゆるゆるで使う人には意味が無いですし、ラインを切られるサイズを釣らないなら必要無い。ドラグを強く掛けたいけど切られたく無い人に向いている。必要無い人も居るってだけの事で、俺は無いと困る。
PEラインの強さ
これは・・・他のラインも含めて、強さはポンド表示で固定なので、メーカーや銘柄での違いは無いです。違いは、毛羽立ちやすさとコーティングの耐久性。新品の時の強度が同じでも劣化しやすい物も有る。
実際
KOMAYAドラグを使う前提だと、ナイロンは3〜4lb、PEは5.6lbとフロロリーダー3〜4lbを使っていて切れないです。基準は4lbって感じがする。
とにかく、ラインブレイクするとルアーもロストしますから、経済的に厳しいですよね?それを考えたらKOMAYAドラグや耐久性の高い(バリバスのX8みたいに高価な)PEラインを使った方が結果的に安上がりです。