KOMAYA DRAG+

ドラグを強く設定しても、瞬間的な負荷が
掛かった時にしっかりラインが出る
KOMAYAドラグ。その新型。

大物トラウト狙いで、ラインブレイク
する人に特にお薦め。


 


結構前に出ていたけど、思ったよりも
耐久性があるので、前のモデルを
使っていました。新しいリールを
買ったので、今回は新型を購入。

違いは、前モデルだと時々引っ掛かった
動きをする時が有るけど、それが
解消されている。

22ステラC2000SHGに付けてみました
ので、作業手順を紹介。パッケージには
書いてありませんが、22ステラも大丈夫。


 


スプール単体にして、クリップ状の
部品を外す。この部品が溝にはまって
固定されているので、内側に縮めながら
持ち上げると外れます。この時便利な
工具がピックツール。無ければ爪楊枝や
竹串が良いかも。先端が鋭過ぎる物は
やめた方が良いです。


 


これで必要な部品は全て外れます。
純正のフェルト部品を
KOMAYAドラグに交換しますので、
純正の物は保管して置きます。


 


純正はグリスを使っていますが、オイルに
変更するので、必要な箇所を脱脂します。
脱脂スプレーと綿棒があると便利。
ベアリング部分を脱脂しない様に注意。
脱脂してしまった場合はグリスを
塗るかオイルを注油。

 


組み付けは、金色の面が上(見える方)です。
専用のオイルを使ってから組み付けます。
ミシン油でも良いらしい。分解と逆の手順で
組み立てます。組み付けは指で大丈夫。
クリップ状の部品がしっかり溝に
はまっているか確認。


 


沢山スプールを持っていると、どれに
組んであるか分からなくなる事が
有りますが、抑えのプレートを
指で動かしてみると分かります。
純正はガタが無くて、KOMAYAドラグ
を組んであると動きます。

22ステラの純正ドラグは、踏ん張って
徐々にラインが出る感じで、レスポンス
は悪い。
KOMAYAドラグの方は、一定以上の
負荷が掛かった時に一気に出る感じ。
レスポンスが良いからドラグを強目に
設定していても大丈夫。
強くしても切れないのが良い所。

エステルラインや大物トラウト相手だと
純正との違いが分かりやすいです。

個人的には、アワセ切れしないのと、
ドラグの設定を強くして寄せて来た時、
ドラグを弱く調整し直さなくても、
ネットイン直前に魚が暴れた時に、
ラインが出るのが気に入っています。

とりあえず、このドラグを使っても
ラインが切れるとしたら他の部分に
問題が有るはず。