写真はアカデミーの旧版F-14のボックスアートなのだが、あることに気づいてしまったのだ。
それは赤丸で囲ったウインググローブのパイロンだ。
なんとサイドワインダーが4本装備されているのだ。
ほとんどのF-14のキットはサイドワインダーは2本しか付属しないので、2本しか装備できないと思っていたのだ。
この絵を見てから、資料を確認したところ、4本装備は可能だそうだ。
ただ、基本は他の兵装に使うことを前提とした2本装備で、湾岸戦争では4本装備で出撃した例があるそうだ。
このアカデミーの1/72キットの場合、ミサイルはAIM-7スパロー、AIM-9サイドワインダー、AIM-54フェニックスがそれぞれ4本ずつ附属する。
F-14は最大8本のミサイルを装備可能で、スパローとフェニックスは最大6本の装備が可能だ。
そう考えると、キットのミサイルは半端な数しか付属しないのだが、大体のキットはサイドワインダーとスパローが2本ずつでフェニックス4本の搭載が標準となっている。
キットの取説だと3パターンの例が載っているが、Bパターンが標準だ。
空母からの発艦の場合、重量の問題でフェニックス6本が積めないので、このパターンになるようだ。
そして問題は、このキットサイドワインダー4本装備では作れないということだ。
その意味ではパッケージ詐欺ともいえるな。
これはハセガワの武装の搭載例だが、確かにサイドワインダーが4本搭載の内容だ。
ちなみにAIM-120が載っているのがご愛敬。
そのキットが発売された当時は、いずれはAIM-120が搭載可能なようにアップデートされる話があったのだが、空軍のF-15やF-16と違い、長射程のフェニックスがあったため、海軍ではAIM-120の装備はF/A-18が優先されたようで、ついにF-14には装備可能なアップデートは行われなかった。
話がそれたが、ハセガワのこの表もお得意の「自由という名の不自由」で、実機の搭載可能ポイントを指定しているにすぎず、プラモで再現可能という話ではないのだ。
実際問題、当該のアカデミーのキットを始め、ハセガワなど各社のキットを見ても、サイドワインダー4本装備ができるパーツは入っていないのだ。
資料を見ても、4本装備が可能な記述はあるのだが、搭載した写真やランチャーの写真もなかったのだ。
ネットで調べた限りだと、タミヤの1/48キットは再現ができるようだ。














