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他人様の子供の行動を見て、我が子に教えることもあります。
それは良い行いでもあり、悪い行いでもあり。
昨年、タマオの友人からとても失礼なことを言われたことがありました。
（記事はコチラ）
この事件があった後、子供達に自分の口に合わない食事を出された時に、
「まずい」
という事を絶対に言うなと教えました。
特に人の家で食べるものを出されて、口に合わない時は、
「おなかいっぱいです。」
と言って残すよう、また味を問われたら、
「美味しいです。」
と答えるようにと教えました。
また、ペマコのクラスには嘘ばかりつく女の子がいて、ペマコは騙されて置いて行かれたり、罠にはめられたりしたことも。
そんな経験の後には、
「（とりあえず）親にはウソをつくな。」
という事も教えました。
「ウソ」については、『噓も方便』ということもあるのでなかなか難しいところですが、今の時点では親にはウソをつかないで欲しいという事での教えです。
話は変わり。。。
2月5日は我々夫婦の記念日というお話をしました。
（記事はコチラ）
この日、私はデザートを作ることに。
子供達やダンナ様はコーヒー味のお菓子が好物。
ということで、デカフェを使ったコーヒー牛乳のゼリーを作ることに。
スイスではほとんど売っていないゼリー類。
これは珍しくていいだろうという思いもありました。
私がゼラチンの代わりに使ったのはアガー。
これは、海藻やマメ科の抽出物からできているのだそう。
コーヒー牛乳にアガーを入れて温め。。。
冷やし固めたはずが。。。
固まらない。
これじゃあ、ただのコーヒー牛乳だ！
気を取り直して追いアガー。
そうして出来たのは、
コーヒー牛乳ゼリー
↑日本に帰ったら購入して持ち帰るコーヒー。旅行に持っていくのに超便利。スイスはこの手のドリップパックが無いんです…
早速、いただきまーす！
「なんか変わってるねコレ。。。」
とはダンナ様。
「うん。変だねぇ。。。」
とタマオ。
そんな中、
「マミ！めっちゃ美味しいよ！」
とペマコ。
「だよね～！母さん、めっちゃ嬉しいわ～！！」
だがしかし。
文句を垂れたダンナ様とタマオが完食する中、半分の所でスプーンを持つ手が止まってしまったペマコ。
それはフードファイターが追い込みで追い込み切れなくなった姿を彷彿とさせます。
そして。
「お腹一杯になっちゃった。ごちそうさま。」
とペマコ。
最後にポツリとこんなことを言いました。
「マミ、本当は美味しくなかった。ごめんね。」
ひーーーん！！
普通に「美味しくない」と言われるよりも衝撃が強いわ～！
ここで冒頭の話を思い出してほしい。
私の教えである、
『美味しくなくても、（よそでは）美味しいと言いなさい』
『残したい時はお腹一杯と言いなさい』
これを実行したのでしょう。
しかし、
『親にウソはつくな』
この教えも守りたい真面目なペマコ。
結果、普通に「美味しくない」と言うよりも、よりパンチの効いた発言をしてしまったのです。
8歳の子供にこんなに気を遣わせるマズいお菓子を作るなんて、お母さん失格だぞ！（こつん！）
もう少し大きくなったら、真面目にやることが100％良いことではないことも伝えないといけませんね。
・・・その点、タマオはセコいので安心ですが。
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