自分で問題解決をする方法 | あなたの心と魂を励ます[ちゃぷれんろごす]

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メンタルケア心理士®・上級心理カウンセラーな県内初のチャプレンによる心と魂を励ますブログ

こんにちは、なぎさです。

 

今回は私のカウンセリングについてと、自分でもできる問題解決の方法についてのお話。

 

 

クローバー

 

 

普段、私は職場で白衣を着て患者さんと接しているのですが、仕事外でカウンセリングをすることもあります。

 

このコロナ禍でネット会議やテレワークなどが普及した恩恵にあずかり、私のカウンセリングも今はネットです。

むしろこの方がそれぞれが自宅からできるので楽ですね。

 

 

私はカウンセリングルームを持ちませんので相談者さんのご希望の場所/ご希望のネット会議ツールを利用してお話を伺うわけですが、カウンセリングは1回50分~60分です。

2時間3時間と長くはお話しません。

 

メールカウンセリングも応じています。

相談内容を送っていただき私が返答をするというのが1セットです。

 

面談(ネット)・メールカウンセリングともに有料です。

ご興味がおありの方は下記のフォームからお問い合わせくださいませ。

 

 

click右矢印カウンセリングお問い合わせフォーム左矢印click

 

※PCからもスマホ・ガラケからもお問い合わせいただけます。

ご相談をお受けできるのは主に職場・家庭・親子の人間関係病気(身体疾患)についてのお気持ち信仰上の悩みです。

精神疾患に関わる相談は申し訳ありませんがお引き受けし兼ねますのでご了承ください。この場合、最寄りの精神科・心療内科・メンタルクリニックへご予約を入れられ受診されることをお勧めします。

 

 

クローバー

 

 

さて、ケースによりますが実際に私がカウンセリングで最初に書いていただく(教えていただく)内容があります。

 

 

 

  1. 今の状況(困っていること・変えたいこと)
  2. その原因や背景
  3. これからどのようにしたいか
  4. 自分でやりたいこと
  5. 支援を求めたい内容

 

これらを書き出していただきます。

例えばこんな感じ。

 

 

 

 

 

この方の場合(架空の人物です)夫婦関係に問題があって、これをなんとか付き合いだした時みたいな2人の関係に戻りたいという希望があるというのがわかりますね。

 

 

この用紙は私が自分で作ったものなのですが、私のカウンセリングでは有用です。

しかしカウンセリングに頼らず一人で問題解決しなければならないときはどうしたらいいでしょう。

 

私は次の用紙をお渡しすることがあります。

 

 

認知療法による思考記録表です。

 

認知行動療法(CBT)は精神疾患の方のカウンセリングだけでなく一般の方のカウンセリングでも有効であるのはエビデンスも豊富で有名なところですが、行動に至る前の段階で思考がグルグル回り困ってしまっている方には、私はこの認知療法の思考記録表を書いていただきます。

 

 

  1. イラッとしたり困ったり凹んだりするその出来事は何か
  2. その時の「私」の感情と割合(%)
  3. その出来事が起きた時に「私」は何を思ったか/発言したか/行動したか
  4. 3に至った根拠
  5. 3の思い/発言/行動は妥当か
  6. 公平に見てバランスの取れた思い/発言/行動はどういうものが考えらえるか
  7. ここまで書き出した今の「私」の思い

 

これらを書きます。

%は全部を合計して100%でなくてもOKです。

 

 

 

この例では、どうも相談者さんと主任との相性が合わないようですね。

恥ずかしいという思いが100%を超えています。

本当に晒しものにされたようで嫌な気持ちになったのがわかります。

 

 

書き出してみることで、頭の中にある問題を外に置くことができます。

自分の外に問題を置いてみることで、客観視への一歩が踏み出せるのです。

 

 

 

このように、自力で何とかしなければならない時は上記の思考記録は役に立ちます。

これを書き留めておくことで、次に同じことが起きそうになった/起きた時に「バランスのよい対処法」を選ぶことができるようになるのですね。

 

 

ですが、自分だけで解決できる問題だけを抱えているわけではありません。

そういう時は気軽にカウンセラーに問い合わせてみてください。

 

相談者とカウンセラーは当然他人同士ですから、性格的に合う/合わないというのはあります。

別のカウンセラーに変更することも問題ありませんので、遠慮されなくて大丈夫ですよ!

 

 

 

 

 

…とこのようにカウンセリングでは

  • 書いていただく
  • 読んでいただく

などの課題や宿題が出ます。

 

このため、がん患者さんへのスピリチュアルケアカウンセリングやチャプレンとしての働きをする時には、体力や気力温存のために課題を出さずに傾聴一本で行っています。