ボディコンバットを始めて間もない頃、テックというクラスがあることを知りました。
当時、場所がスタジオではなく、マシンエリア奥のフリースペース。
同時刻にスタジオでは、別のレスミの人気アイテムレッスンが行われていたため、テックに出たのは私1人。
マンツーでテックがスタートしました。
#44でデビューした私は、数回同じナンバーに参加済み。
「どのあたりが解らないですか?」
それまでイントラさんや周囲の方々をガン見で同じようにやっているつもりなのに、何故か私だけがへなちょこ。敵が来たら真っ先にやられそう。何故!?と思っていたので、
「全部解りません。どうしたらカッコ良くできるんでしょうか!」の会話でテックがスタートしました。
「パンチは足からです」 え?パンチは手じゃないの?
「パンチは足、腰、脇の順にひねって、腕は最後。足からのパワーを手に伝えます。」
「フックは身体のひねりを使うので、実は肩の可動域は殆どありません。肘の角度は90度で固定です。」
「ジャブクロスは脇を締めて、肩から腕を出し、手首を内側にひねると猫パンチになりません。」
「パンチは打つと同時に、引くスピードも大事です。」
「パンチの時にセイチュウセンは固定、身体の回転を使います。」
「セイチュウセンってどんな字を書くんですか?」マヌケな私の質問に
「正中線です」と答えを頂きました。
そして#44と言えば 『Cブロック』
やってみて下さいと言われ、私が「こんな感じかな~、でもなんか違う」とポーズをとると、イントラさんは私のフォームをじっーっと見て、手の位置、手首の角度、腰の落とし方を直しました。
なんと言うことでしょう!それまで 『出来損ない赤ちゃんのバンザイ』 だった鏡に映る私の姿が 『Cブロック』 に劇的に変化。ビフォーアフターとはこのこと!これなら敵が来たときに威嚇位はできそう!
そんなこんなで15分のテックは終了。
マンツーという贅沢な時間だから出来た事だとは思いますが、コリオというよりも格闘技の基礎を習う時間となり、その後も私はテックに出続けるようになりました。
以来、私はそのイントラさんに「入門しましたから」と宣言。
イントラさんを師匠と呼ぶようになり、その数か月後には格闘技のクラスにも出ることとなりました。