マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

パーソナルクッキングレッスン

今回は病気の体質改善の方のレッスンと子供の喜ぶおせちを覚えたい方のレッスンでした。

《初めてのおせちレッスン》

《デモンストレーション》

《子供向き蓮根チップス》
・元気な子供は病気のママと同じでは、栄養など不足してしまいます。

・蓮根を油で揚げて、お塩、洋風、和風等、お好みの味付けをしました。

・冬に揚げ物をした時は塩分多めにしてバランスを取ります。

(冬の揚げ物にお塩が少ないとバランスが悪くなります。どうしてもお塩が気になるなら揚げ物は夏以外控えましょう)


《子供向き高野豆腐の卵焼き風》
・甜菜糖をた~っぷり使って、甘く柔らかく仕上げています(高野豆腐4枚、甜菜糖1/4~1/2カップ)

・少しのターメリックと数粒のお塩でほんのり色付け

・甘くふわふわ、子供も食べられる工夫をします。

《体質改善の高野豆腐の煮物》
・甜菜糖等使わないで、お出汁で煮ました。

・お醤油は取りすぎないように高野豆腐の味を引き出す程度に数滴使いました。

・素材の味を引き出すのがコツです。


《鼻の炎症を改善する体質改善のおせち》

・呼吸器に良い蓮根を梅酢で漬けました。

・これまでの食生活で余分に砂糖、卵、バター、油を取りすぎたので砂糖、卵、油無しのおせちです。

病気の方は、自然食で自分の体調が良くなって来ると、家族にももっと元気になって欲しいと思って、自分のお料理を家族に熱心にすすめる傾向があります。

病気の方はもともとバランスが、悪かったので、逆のバランスで改善します。

例えば暑がりなら身体を温める食べ物を控えて、身体を冷やすお料理を多く取り入れます。

元気な方はこれまでも自然にバランスを取ってきているので、無理に変えるとかえって病気になります。

今回参加の方、ご自身が食生活を振りかえって、卵や肉、砂糖を余分に食べてきたので、控えてみたら体調が良くなりました。

自分の体調が整って来ると卵や肉を食べているご主人の食生活が気になり始めました。

それは、卵や肉を減らすのが身体にいいと思い込んでしまったからでした。

元気に過ごしているご主人は、これまでのまま食生活を変える必要はありません。

ご主人も肉は食べたいと言ってみえるそうです。

ご主人がこれまでに、無理をして食べてきたのなら控えても良いですが、食べたいと言っているのを無理に控えてはいけません。

家族でも、年齢、性別、運動量、作業量で必要な食べ物が違います。

今回は、子供向きと病気の体質改善の自分向きのおせちを同じ材料で少し取り分けるだけで、作り分け出来る体験をしてもらいました。

今回は、ケーキを毎日ぐらい食べてきた方、このままでは命にかかわると診断された方なので、甜菜糖も油もいっさい使わないで、塩分も取りすぎないようなおせち料理です。

ゆっくり体質を変える場合は少しの甜菜糖は使っても大丈夫です。

元気な方は甜菜糖をたっぷり使っても、他のお料理とのバランスが取れていれば大丈夫です。

《それぞれに盛り付けてみました》