講演やセミナー、プレゼン中にハプニングがおこった時の対処法 | マナー講師・話し方講師 ブログ

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好印象を与える接客マナー、人と接するときや人前で話すときのポイントをお伝えします

こんにちは。話し方講師の玉井千晶です。


人前で話している時に
ハプニングがおこって慌ててしまったことありませんか?


例えば
・投影資料がうまく表示されない
・ポインターが使えなくなった
・ホワイトボードに書こうとしたら、ペンのインクがない
・外から大きな音声が聞こえてきた
・マイクが急にオフになった
・用意した原稿が見当たらない    など

こんな時、あなたならどうしますか?



人前で話すのが苦手で、緊張しがちな人にとって、
こんな状況は想像するだけで、もうドキドキしちゃいますね。

人前で話すのはライブ。
何が起こるか分からないものです。


そんなハプニングが起こった時の
おすすめの対処法は・・

その起こったハプニングをそのまま発言する

「あれ?表示されませんねぇ。」

「なんか、すごい音が聞こえてきましたね。」


という感じに、素を見せてしまいましょう。

動じないふりをするなどして、
かっこつけなくて大丈夫です。


心の中だけで
どうしよう!どうしよう!と慌てると
さらに緊張してしまいますが、

そのまま言葉に出してみた方が、案外
気持ちが楽になりますよ。


気持ちを落ち着けてから、本題の話を再スタートさせしましょう。


先日「整理収納フェスティバル」で講演を
聴く機会がありました。

2階建ての家の中にある全ての物を、
女性スタッフ達だけで、たった 2日間で整理し、
全部処分するという、興味深いお話でした。

リアルな写真や、分かりやすいグラフなど、
投影資料を使いながらの講演でした。

講演の途中、
先の資料が出てしまうハプニングが何度もあったのですが、

「あら、ネタバレになっちゃいましたねー。笑」

「ごめんなさいねぇ。こういうの使い慣れてなくて。」

「あったかい目で見守ってもらえたらホンマ有りがたいです~」

などと、ご自分らしい言葉で
ハプニングに対応なさっていました。

ハプニングがあったからと言って、
聴く気持ちが途切れることもありませんでしたし、

むしろ、しっかりと心に届く素晴らしい講演でした。

もしハプニングが起こっても大丈夫!

慌てずに、そのことについて触れて言葉にちゃいまょう!