……登場人物などはこちらを参考にしてください。
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
なかなか更新する機会がなく、ずいぶん空いてしまいました。
……続きです。
地域の精神専門病院の面談では、初診後すぐにそのまま措置入院と決まってましたが。
問題はどうやって連れて行くか……
マーチ氏はあてにならないし、ジョーやエイミーは多分無理……
私とメグだけ……しかも当時1才になって間もない末っ子と5才
の子もどこかに預けないといけない。
しかし、1才の子は離れられないし、なによりまだ60才になったばかりのマーチ夫人に私たち2人で無理やり車にのせて連れて行けるのか
思いきって、私の夫に頼んでみました。
すると、夫は「いいよ。だって、やらなきゃしょうがないんでしょ」とあっさり快諾してくれました~
さらに、メグの旦那さんも
このことは本当に一生の恩、この事があるから旦那の腹立つことがあっても我慢ができます。
5才の子供のこともジョーが預かってくれることに。
措置入院させる日のことはメグと入念に打ち合わせしました。
まず、実家に行き、①薬を止めてることや通院をしてないことを確認する。
②マーチ氏に暴力をふるってることも確認。
③それは統合失調症の妄想からくることだから病院に一緒に行こうと誘う→当然拒否
そこで旦那と義兄が両脇を捕まえてそのまま車に向かう。
④私は車(7人乗り)の運転。
⑤マーチ氏は一応身元保証人であり、保護者なのでマーチ夫人の保険証に印鑑とお金を持参
⑥メグは私や子供の荷物持ち
……の予定が
①~⑤までよかったが
本来なら一番後ろにマーチ氏、メグと乗り、真ん中の列に旦那と義兄に挟まれてマーチ夫人を乗せて、最後にチャイルドシートをセットして1才
何度も話していたのに、こともあろうか、興奮状態のマーチ夫人を恐れて後部座席の一番後ろに乗る予定だったマーチ氏が1才を抱っこして助手席に乗りやがった
チャイルドシートは元々後ろにあったのですが、乗る時に邪魔になるので外してありました。
(今では違法ですが、約20年前のことなので正直に書いてます)
しかし、今から暴れるマーチ夫人を下ろしてチャイルドシートをセットしてなんて無理
チャンスは今日だけ、この時を逃せばマーチ夫人は旦那と義兄、メグと私も警戒して家に入れなくなる
妄想が広がれば私の子供たちにも危害が及ぶかもしれない。
以前のマーチ夫人は子供には絶対危害を加えないとわかっていたが、いまやその信用もなくなった
警察に捕まったら、違反キップはもちろんもらうが、事情を話して後で取りに行くか、それが無理ならそのままパトカー
に乗せ替えて病院に行くか。
まさに決死の覚悟だった。
なんとか警察に捕まることもなく、無事に病院に着くことができました
車を停めるとすぐにマーチ氏が逃げ出した
まず、私が受付に行く……話はついてるのでやはり両脇を支えられたままのマーチ夫人と主治医の待つ診察室へ……。
長くなるので続きます……