私の肩書は「財務・資金調達コンサルタント」です。ちょっと、胡散臭いです。だけど、ストレートで伝わりやすいので、このように名乗っています。
資金調達のコンサルティングをしている専門家はたくさんいますよね。最も信頼性の高いコンサルタントは元銀行員、信金、信組さん出身のコンサルタントだと思います。これに異論を唱える方はいないと思うのです。私も異論ありません。
元銀行員さんのコンサルタントは知識や経験が豊富です。よって、この分野では最も最高ランクのコンサルタントだと言っても間違いではありません。
事業者さんも、元銀行員の先生に相談するというのが間違いのない専門家選びの基準かもしれませんね。
しかしながら、一つ言えるのは、「優秀なコンサルタント=元銀行員」という公式は成り立たない、ということです。
元銀行員のコンサルの先生は、「銀行」については詳しいです。私も多くのことを学んでいます。
しかしながら、日本政策金融公庫の創業融資支援の経験は?となると・・・どうでしょうか。また、商工中金さんの経験は?経産省の補助金は?ノンバンクさんは?それに企業財務の改善など、本当に豊富な経験があるのか? また、事業再生支援のスキルは?
ちょっと考察するだけで、色々な疑問が浮かんできます。実は、これは元銀行出身の先生ばかりでなく、誰にでも当てはまるのです!
となると・・・やはり、どのコンサルタントにおいても得意・不得意分野がある!と言えます。
いったい、どれだけの専門分野があるのか?また、その分野にどれくらいの経験、実績があるのか?以下に、支離滅裂だと叱られそうですが(笑)、思いついたものを書いてみます。
<政府系>
・日本公庫(国民生活事業)の創業融資
・日本公庫(国民生活事業)の創業以外の融資
・生活衛生貸付の制度(旧環境衛生金融公庫)
・日本公庫の農林水産事業(旧農林公庫)の融資
・商工中金の融資
<民間金融機関、信用保証付き>
・信用保証付きの創業融資(都道府県、市区町村)
・都道府県、市区町村の信用保証付き融資(創業以外)
・信用保証協会の独自の保証制度
・国レベルの信用保証制度
・都市銀行、地方銀行、信金、信組の融資
(※それぞれ特徴があり、使いかも異なる)
<その他>
・経産省系の補助制度(3補助金以外の経験は?)
・厚労省系の助成制度
・自治体の補助、助成制度
・ノンバンク融資
・2社間ファクタリング
・AIオンラインレンディング
・法律承認申請の支援(※たくさんの法律がある!)
・投資育成株式会社(出資)
・ベンチャーキャピタル(出資)
・個人投資家(出資)
・株式公開支援
・経営者保証ガイドライン支援
<事業再生>
・リスケジュール支援
・リストラ支援
・不動産関連支援
・財務改善支援
その他、M&Aや事業承継など・・・、資金調達に関連する分野は、もっともっとあると思いますよ。
このように並べられると、いったいどれだけ勉強して経験を積む必要があるんだ?!って思われますよね。
そうなんです。一生勉強なんです。コロナ禍で儲かりそうだから・・・といって、直ぐに専門家なんてなれませんよ。今、専門家?が急増していますが、なめられては困ります!
だけど、創業支援などを中心に行うのなら、創業融資を中心に徹底的に知識を身につけ、経験を積めば、早々に創業融資の専門家を目指すことはできると思います(私感です)。
どの分野でも、一歩一歩、前進することが大切だと思うのです。
数日の研修に出て、融資コンサルタントになれる!なんて触れ込みで高額研修をしている専門家もいるようですが、それに参加しても専門家になんてなれませんよ。(あっ、私もやっているか?!!(苦笑))
何が言いたのか?といいますと、これから資金調達支援をされる方は、「カテゴリーを絞って、何をしたいのか?」を明確にして欲しいのです。これらの全てのカテゴリーに精通するのなんて、無理です。(だから私の個別研修は完全オーダーメードカリキュラムなんです。)
たとえば、税理士さんの場合は、顧問先の銀行対策のアドバイスをして差し上げたい、というのなら、銀行と信用保証協会を徹底的に勉強して経験を積む必要があります。それと財務改善です。
創業融資の支援をやりたい行政書士や司法書士さんは、公庫と協会の創業融資制度を徹底的にマスターすることです。また生活衛生貸付も! それとやはり銀行融資などの知識、経験を積んでほしいと思っています。
また、倒産の危機を何とか救いたい!って思っている方は、事業再生のノウハウを身につける必要がありますが、これは相当の幅広い知識を身につける必要がありますので、最初から手を出すカテゴリーではないと思います。
それにこの事業再生については、さらに詳細な専門分野に分かれると感じております。本当に奥深いですよ。それに相当のメンタルの強さが必要になります。(と思います。)
また、ニッチですが、ノンバンクを専門にしたい!という方もいるかもしれません。実は、こういう専門家もいますからね。ただ、通常の銀行融資などの経験も相当積まれた方が多いです。
また、こういう分野ではなく、いわゆる「補助金・助成金」を専門にされる方もいるでしょう。これはこれで大きな市場がありますよね!
このように多岐にわたる専門分野があって、決して、元銀行員さんだけの独占の仕事ではありません。
ただ、元銀行員さんは、銀行での実務経験があります。銀行での実務経験は銀行出身者でないと経験できません。元銀行員でない方は、元銀行員の先生とタッグを組んで教えていただきながら、自分自身を磨いていくことをお勧めします。素晴らしい元銀行員の先生はたくさんいます。少なくとも私の周りにいる先生は素晴らしいノウハウの持ち主であり、尊敬できる方ばかりです!
ちなみに私の専門(得意)分野は、「公的創業融資」「(中小企業向けの)銀行融資」に絞っています。ただ、一応、キャリアと経験だけは積んでいます。経産省系の補助金支援(100件以上)、事業再生支援(集中して3年ほど)、VC支援(10社以上)、法律支援(20~30社ほど)、ノンバンク融資(数えきれない)などの実績はあります。
29歳(30歳?)くらいの時に起業して、無我夢中で色々な分野にチャレンジしてきました。やはり、創業者や小規模企業さんの支援がとても私には合っているようです。
私のコンセプトは、資金調達分野の「総合的診療」及び資金調達の「千貨店」です。どうしたらよいのか分からない事業者さんの原因を探り適切な方向性に導く、ことを心掛けております。そして、必要に応じて専門分野のコンサルタントに繋ぎます。
先生はどの分野の支援をしてみたいですか?いつでも吉田(資金調達サポート会)がお手伝いいたします。
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