謎多き映画2本を見て | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

今朝は、一昨日に見た

 

2本の映画について。

 


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見た映画は、

 

★ 「悪は存在しない」

★ 「ピクニック アット ハンギングロック」

 

の2本。

 

映画館は、BUNKAMURA ル・シネマ

 

渋谷宮下にて。

 

前回の ” GODZILLA×KONG ” 同様

 

株主優待券(無料)の活用だ。

 

 

前者は、第80回ヴェネチア国際映画祭

 

銀獅子賞(審査員グランプリ)受賞作品。

 

(監督:濱口竜介、音楽:石橋英子)

 

 

 

 

後者は、1975年公開のオーストラリア

 

映画(日本公開は1986年)の

 

4Kレストア版。

 

 

 

 


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優待券の有効期限は5月末。

 

なお、NET予約は不可の上、

 

満席の場合は利用を断られる

 

可能性がある。

 

そこで、平日なら空いているだろうと、

 

一昨日の金曜に行ってみた。

 

 

両作品ともすんなりと座席を

 

確保できた。

 

前者(106分)は16:10から、

 

後者(107分)は18:30から。

 

暖かかったので、半袖シャツで出かけたが、

 

客席の冷房に大いに悩まされた。

 

一時は、前者が済んだら帰ろうかとさえ。

 

 

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両作品を見て抱いた感想は、

 

ひと言 「謎」

 

 

前者は特に最後のシーン。

 

主人公(巧)の高橋(グランピング

 

施設を計画する芸能事務所社員)への

 

突然の暴力行為と、意識を失っている

 

娘の花を抱いて歩んでゆく方向。

 

「さあ、考えてくれ」と観客に

 

提示している感。

 

 

後者は、女学校の生徒3人と先生1人

 

の不可思議な失踪(生徒1人は

 

その後生還)という謎そのものを

 

扱う作品(謎は未解決のまま残った)。

 

 

筆者は、両作品ともに、もやもや感を

 

抱いたまま帰途に就いた。

 

ひと晩を過ごして今思っていること。

 

話はだいぶ飛ぶが、

 

これからはもっと謎めいた要素を

 

拙歌に入れることにしようと。

 

換言すれば、もっと読み手が

 

考える余地を残そうと。

 

それが最大の収穫だった。

 

 

 

            <以上>

 



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(映画を見て)

 

短夜(みじかよ)も長し見し謎膨らみて

 

           詠み人:樺風