(表紙)
しかしながら、これといった記事が
見当たらない。
いやあるにはあったのだが、
長過ぎて、手に余った。
それは、『父・小澤征爾の娘として』
と題した23ページに及ぶ
小澤征良さんの一文。
他に記事ネタがないので、
やむを得ず、これを採り上げる
ことにした。
以下に、ごく軽く触れる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
主な内容は、
★ 征良さんの2~3歳、6歳、
そして16歳の頃のに体験した
父・小澤征爾氏(以下、単に「氏」)
に纏わる思い出
★ 2009年クリスマスイブの朝の
「おれね、癌になっちゃったみたい」
との言葉から、亡くなった今年の
2月6日までのできごと、
など。
生前の氏と著者との濃密な関わりが
縷々記述されていた。
だが、かなりの長文なので、
記事の紹介はこれだけ。
詳細を知りたい方は、
本誌に当たってください。
なお、この1文を読んでいて、
若干気になったことがある。
それは、氏の配偶者であり
著者の実母でもある入江美樹さんや
同じく著者の実弟の小澤征悦氏が、
ほぼ全く(注)と言ってよいほど
登場しなかったこと。
(注:氏の危篤の際に、各1度だけ。)
1文では、氏をとりまく音楽家ら(注)
との交遊も軽く触れられているのだが、
それと同等(or 以下)の扱いの
ように感じられた。
(注:盟友ジョン・ウイリアムズ、
マルタ・アルゲリッチ、ボストン響、
ウイーン・フィルなどの仲間たち
など)
何か特別の事情があるのだろうか?
それとも、単なる紙数上の
制約から?
<以上>
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(病院への支払いをして)
病院への距離がぐんぐん近づきて痛感しきり保険の効用
詠み人:樺風
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