今日、明日は、昨日家内と訪れた表題の
美術展について書く。
会場は、上野の東京都美術館。
今朝は、上野駅を出て、同美術館
へ向かうところまで。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回は、自費ではなく、
4月にいただいた無料鑑賞券を
使ってだ。
本美術展は、この時期恒例の
日時指定制。
我々の予約は、11:00~11:30。
この30分間に入場すればよい。
昨日朝の天気予報では、
東京の気温は29℃の予想だった。
ポケットを増やすため、半袖シャツの上に
ジャケットを羽織った。
結果、蒸し暑さに辟易する羽目に。
11時少し前に上野駅(公園口)を出た。
平日なのにすごい人出。
広場の人ごみの中を動物園方向に
数十メートル進むと、
右手に国立西洋美術館。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今朝は、ちょっと横道にそれて、
国立西洋美術館のことを扱う。
同美術館は、一昨年秋から
リニューアル工事により休館中だったが、
無事に工事を終えて、この4月、
めでたく再オープンした。
現在は、リニューアルオープン記念と
銘打って、
★ 「自然と人とのダイアローグ フリードリヒ、
モネ、ゴッホからリヒターまで」展(注)
を開催中だ。
(注:下記の<参考>を参照されたい。)
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少し時間があったので、
同美術館の敷地に入ってみた。
リニューアルによりどう変わったか
自分の目で確認したかったので。
同美術館は、近代建築の巨匠のひとり、
フランスの著名建築家、ル・コルビュジェの
設計による。
同美術館は、2016年、「ル・コルビュジェの
建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献ー」
の一部として世界遺産に登録された。
だが、その際、「当初の前庭の設計意図が
一部失われている」との指摘を受けたようだ。
そこで、ル・コルビジェが当初意図した姿に
極力戻すとともに、作品の搬入や来場者の
安全のための導線確保のためなどの
リニューアルを行ったとのこと。
具体的には、
★ 植栽は最小限に。
★ 柵は透過性のあるものに。
★ 床の目地の変更。
★ ロダンの彫刻《考える人》、《カレーの市民》の
配置見直し。
★ 西側出入口の見直し。
など。
(以上、TOKYO ART BEAT などより)
(「カレーの市民」)
(「考える人」)
上記2作品は、以前の場所とは
少々移動していた(ようだ)。
しかも、「考える人」は、
東京文化会館に背を向けていた
(以前の東向き(?)から北向きへ)。
もしかして、音楽は思索に邪魔?
なお、ブールデルの「弓をひくヘラクレス」と
ロダンの「地獄の門」は、以前と同じ場所
のままのようだった。
「考える人」を撮影後、
新装なった西口から退出して、
東京都美術館へと向かった。
<参考>
★ 「国立西洋美術館リニューアルオープン記念
自然と人とのダイアローグ フリードリヒ、
モネ、ゴッホからリヒターまで」展の概要
●見どころ 国立西洋美術館とドイツ・エッセンにある
フォルクヴァング美術館による夢のコラボ企画。
・ ゴッホの〈借り入れをする人のいるサン=ポール
病院裏の麦畑〉が初来日。
・ ゴッホを初め、マネ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、
シニャック、ノルデ、ホドラー、エルンスト
などによる自然を巡る表現。
・ ドイツ・ロマン派の巨匠フリードリヒ、
ドイツが産んだ現代アートの巨匠リヒターなど。
●会期 開催中。9.11(日)まで。
●会場 国立西洋美術館(JR上野駅徒歩数分)
●料金 一般2,000円、大学生1,200円、
高校生800円。
●開館時間 午前9:30~17:30(金・土は
20:00まで)
●休館日 月曜日。7月19日(火)。ただし
7月18日(月・祝)、8月15日(月)は
開館。
<つづく>
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鑑賞を終えて出づれば蒸し暑し座れりやいいさと半島の店へ
詠み人:樺風
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