(つづき)
卓上にいる OriHime さんとは約1時間お話ししましたが、本当に楽しい時間でした。
パイロットさんいわく、
「パイロットになってよかったのは、いろいろな方とお話ができること」だそうです。
障害があると外出も制限されるので、どうしても家族との会話が中心になってしまうけど、この仕事を通じて多くの人と話せるのが楽しいそうです。
店内では、バリスタ研修を受けたOriHimeパイロットさんが、ロボットを遠隔操作してコーヒーを淹れる様子も見学できました。
かつてコーヒーの技術を競う大会に出場するほどの腕前だったバリスタの方が、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を発症して働けなくなってしまった。
それでも「もう一度、自分の手でお客様にコーヒーを出したい」
その思いに応えるために、バリスタ用のロボットが開発されたそうです。
実際に淹れていただいたコーヒーをテイスティングしましたが、とても美味しかったです。
お会計のときには、おみくじのサービスもありました。
お店を出てから、次のカフェを探すことに。
ミクさんが探してくれたお店がこれまたナイス!
地下にあり、これは1階から見下ろしたところ。
店内は広くて、のんびりまったりできる空間でした。
いろいろな話をしていたら、ミクさんが「私、今、過去一、幸せ!」って。
すると、ナミさんが「私も!」って。
秋晴れの空を見上げただけでも「ああ、幸せだなあ」と思うそうです。
ミク:きっと気持ちにゆとりがあるからだと思う。
転職して時間に余裕ができたこともありますが、「気持ちの切り替えが早くなった」こと、これも大きいと言っていました。
これは、本当に多くの生徒さんがおっしゃいます。
人間は「肉体」を持つことで「心」が生まれ、そこに「感情」が発生します。
この感情に振り回されることが、悩みや苦しみの原因にもなります。
人はそれぞれシナリオを持って生まれてくるので、精神世界の勉強をしたからといって、人生に起きる出来事そのものが変わるわけではないのですが、何が起きても、「どう捉える」かが変わると、気持ちのリセットが早くなります。
たとえば、「どうしよう、水が半分しかない……」と焦えっていた人が、次の瞬間には「大丈夫、まだ半分ある」と思えるようになる。

これはまさに クリアリングの力 です。
過去世も含め、これまでの人生で作り上げてきた思い込みや制限を次々と解放していくことで、
自然と「思考」や「捉え方」が変わっていくからです。
頭で「まだ水が半分あると思えばいい」と思っても、潜在意識の中を書き換えなければ「捉え方」を変えることはできません。
「水が半分」という現象は中立。
それを、
「もう半分しかない」と捉えるのか、
「まだ半分ある」と捉えるのか。
――ただそれだけのことですが、その違いが人生の軽やかさに直結していきます。
さらに「人生は自分が決めてきたシナリオ通りに進んでいる」と腑に落ちてくると、気持ちの切り替えはさらにスムーズになります。
そして、人生が生きやすく、楽になる。
そんなお話をしながら、ゆったりとしたティータイムを楽しみました。
今回も楽しい一日でした。



