さて、昨日はメグミさんの講座。
メグミ:昨日、〇〇寺へ行ってきたんです。
おお!
ついにゴールの場所ですね?
私:どうでしたか?
メグミ:それが…。前日から左肩が痛くて痛くて。お寺に「早くおいでよ」って呼ばれているのかな?って思ったんですけど、行っても治らないし、今も痛いんです。
メグミ:それに、一週間前から上の息子も肩や腰が痛いって言っていて。下の息子を学童にお迎えに行ったときも、すごく肩が痛くなって。
あ!
それ、二人の息子さんの間に「過去世」があるみたい。
ヴィジョンが視えます。
アジアの古い時代。
二人は修験者として修行をしている青年でした。
20代後半でしょうか。
顔見知りのようです。
あるとき、上の息子さん(Aさん)が大きな岩場の上を歩いているときに、足を滑らせて下に落ちてしまいます。運悪く、大きな岩の割れ目に挟まってしまいました。
たまたまそこを通りかかった下の息子さん(Bさん)がうめき声に気づいて岩から下を覗き、Aさんを見つけますが、狭い隙間に挟まった体をどうすることもできません。
Aさんに死の恐怖はなく、遠ざかっていく意識の中で、「修行半ばで終わるのが無念」という思いだけが残りました。
肩や腰の痛みはこの挟まっているときの記憶が蘇ったのでしょう。
一方、Bさんには助けてあげられなかったという罪悪感が残ります。
私:メグミさんはこの場にはいませんね。
もしかしたらこの様子を「上」から見ていたエネルギー体かもしれません。
私:きっと、お二人の間のこの過去世を「解放」するタイミングがきたんでしょうね。
書き換えます。
私:Bさんが岩の割れ目に落ちているAさんを見つけるまでは同じです。
でも、どうしようもできないことってあるじゃないですか。助けるツールは何もないわけだし。
私:だから救出は断念せざるを得なかったけど、「体は朽ちても、意識は共にある。これからは自分が代わりに修行を続けるから、君も一緒に歩んでいこう」って。
私:Bさんは、毎日その場所に通って、Aさんを弔いながらヒーリングをするの。
すると不思議なことに、ほら、よくアスファルトの割れ目から草が出てくるじゃない?
あんな感じで、岩の割れ目から黄色っぽい 草花が芽吹いてくるの。
私:やがて一帯が緑で覆われて、辺り一面に黄色い花が咲き乱れる。
まるでそこが聖なる場所=パラダイスみたいになっていくんです。
私:Bさんは修行をしているときに、いつもAさんの存在を身近に感じている。
私:最初のストーリーと 何が違うかって言ったら、さっきはBさんの「 何もしてあげられなかった」っていう罪悪感で終わってるけど、今度のストーリーではそれも受け入れて「よし、ここからは俺と一緒だぞ」みたいな感じになってる。
私:どうにもできないことは仕方がない。
起こるべくして起こったことだとしたら。
私:だから、自分がヒーリングをしてその場を全部整えるっていう、そういうことをやってあげた。
私:今、メグミさんかもしれないんですけど、白くすらっとした仏のような存在が花束を持って、上からスーっと降りてきました。
岩の割れ目のところに。お花を供えて、またスーって上がっていくのが見えて。
多分「これで弔いが完了したよ」っていう合図なんだと思うけど。
私:結局そこに残ってるのは人の感情だけ。
それをすべて浄化してあげた。そんな感じです。
肩はどうですか?
メグミ:まだ痛いです。
ってことは、これとは別に、メグミさんの過去世があるのかな?
…そう思ったとき。
あっ、メグミさん、過去に今と同じこと、やってる!
(つづく)