(つづく)
足が痛くなった理由は、わかりやすい表現を使うなら、その土地のエネルギーが、「あ、あの人にお願いすれば助けてもらえるかも!」と近づき、「あの……」と話しかけてきたからです。
そして、話しかけてきたエネルギーは「悪霊」でも「悪いもの」でもありません。
人は転生を重ねながら、さまざまな「感情」を経験します。
プラスの感情はその場で昇華しますが、「負」の感情は蓄積されていきます。
すると、最初は満月のような「光」を持ち、「光の世界」と共振共鳴できた人も、「負」の感情により影ができて、半月になり、三日月になる……
そうやって「光」が少なくなると共振共鳴ができず、「光の世界」へ帰ることができません。
ただ彷徨うだけになります。
そんなとき、たまたま「光る人」を見つけ、「あ、あの人ならなんとかしてくれるかもしれない!」
そう思って近づいていくと、相手は異次元のエネルギーがそばにくるので、肉体が反応し、「痛み」として感じてしまいます。
彷徨っていたエネルギーは「痛い思いをさせてやろう」「悪さしてやろう」などと思っているわけではありません。
単に「あの~、助けてください」と声をかけただけなのです。
が、双方の周波数が違いすぎるので、それは「痛み」という現象を起こし、さらに、日本人の集合意識ではそれを「なにか悪いものが憑いている」という概念で捉えてしまいます。
で、「お祓いしなくちゃ!」となるわけです。
(つづく)