(つづき)
昨日のお出かけ先は、西荻窪。
かつてスピリチュアルな生き方を目指す人々が集った町です。
今回の目的は、若い頃、一度行って見たいと思っていた「ほびっと村」。
当時、行こうと思えばすぐに行けるぐらいの距離に住んでいたにも関わらず、訪れることはありませんでした。
きっと私のシナリオには入っていなかったのでしょう。
人っ子一人いません。
セミだけが、
ミンミンミンミン…!
けたたましく鳴いています。
お詣りするときに「お土産、くださ~い!」とお願いすると、金色の扇子をいただきました。
「これで扇げば望みが叶うよ」みたいな?
まるで打ち出の小槌みたい。
猛暑なので、忖度して役に立つ“扇子”にしてくれたのかも。(笑)
ミクさんもお願いしたけど、「何も感じなかった」と言うので、
私:私が視てあげる…あ、金色のワンカップみたいな、お酒をくれたよ? 中の液体も金色。
このお酒を自分で飲めば、自分の中に光が入るし、
他の人のお猪口に注いであげると、その人にも光が入る。
まるでミクさんのお人柄そのもののようです。
境内には「祓門」がありました。
くぐると穢れを祓ってくれるそうです。
早速くぐります!
お詣りを終えて入口近くまで戻ってきたとき、ふと掲示板に目をやると…。
そこに貼られていた行事案内の中で、「8月15日 終戦記念日」という文字が、自然と目に飛び込んできました。
その瞬間……!
痛っ…!
いたた、痛い、痛い!
突然、左手親指あたりに痛みが走りました…!
アタタタタ……!
いきなり痛がる私に「大丈夫ですか?」って慌てるミクさん。
私:だ、大丈夫、きっと何か『解放』をしてほしいんだと思う…
ミク:とりあえず、座りましょう
境内のベンチに腰を下ろし、(何を解放してほしいの?)と尋ねると、「戦争の悲しい記憶を浄化してほしい」という思いが伝わってきました。
広い境内に立ち並ぶ木々たちから依頼がきているように感じられました。
そうですよね、木々はすべてを見ています。
そして土には、人々の悲しみや絶望のエネルギーが染み込んでいます。
目を閉じてイメージすると、その土の中の重たいエネルギーが浄化されて光の粒に変わっていきました。それが集まってひとつの大きな光の玉になって地上に現れ、そのままゆっくり空へと昇っていきます。
ああ、きっとこれで大丈夫…
その瞬間、手の痛みがスーッと消えました。
この後、カフェで一休みして、夕方には解散。
しかし、本当に暑かったなあ。
もちろんすべては必然で起きるので、このタイミングで2日間連続ミクさんと出かけたのには意味があるのだろうと思ったのですが、その答えが今朝になってポン!と降ってきました。