(つづき)
フサちゃんがPさんのインナーチャイルドを癒し始めて1カ月半が過ぎたころ。
些細なことから、Pさんとフサちゃんが口論になったそうです。
課長を交えて別室で話し合うことに。
すると、Pさんは日頃のうっぷんがたまっていたのか、フサちゃんに対する不満を次々とぶつけ、まるで悪口のオンパレード。
フサちゃんは、しら~っと聞いていたそうですが…
自分のデスクに戻りしばらくした頃、「ああ、あのとき話さなければ、何も変わらなかったんだなぁ。ある意味感謝だなぁ」と、突然感謝の気持ちが湧いてきたそうです。
で、「これはPさんに伝えなければ」と思い、帰る時に笑顔で「今日は率直な意見ありがとうございました。今後共よろしくお願いします」と伝えたところ、Pさんは目を丸くして驚き、「色々言ってしまって申し訳なかったです。こちらこそよろしくお願いします」って。
この日を境にPさんの態度は軟化したそうです。
フサちゃん:これはPさんからの卒業検定なのかなぁ。本当にミラクルセラピー講座を受けてて良かったなと。前の私だったらブチ切れてその場で辞めてました。(笑)
Pさんの役目もわかった気がします。大変な役目を担ってくれていたんですね。このきっかけを与えてくれた全ての人に感謝です。
それ以来、講座時に「その後、Pさん、どお?」と聞いても、「ああ、もうPさんのことはどうでもいいです」と全く気にならなくなったフサちゃん。
彼女の成長ぶりは、本当に目覚ましいものがありました。
そして、これだけではないのです。
フサちゃんはこれを機に、突然能力開花したのです。
イメージもどんどん視えるようになり、ハイヤーセルフからのメッセージなどもじゃんじゃん受け取れるようになり、見違えるように変わっていきました。
その理由をフサちゃんのガイドに尋ねたところ、「自分を受け入れたからだよ」って。
「今までは自分を拒否していた。現実の自分自身を、ダメだとか、できないとか、否定していた。
でも、インナーチャイルドを癒したことで、自分を受け入れられるようになった。自分を信じ、認めることができるようになった。自分を丸ごと抱きしめられるようになったんだよ」って。
フサちゃんはPさんだけでなく、自身のインナーチャイルドも癒していました。
私が、「みんなインナーチャイルドの癒しを、習ったときだけはちょろちょろっとやって、その後はやらなくなるけど、それだと不十分。インナーチャイルドの癒しは長期間必要」と言ったのを聞いて、ああ、自分もそうだったと思い、朝は「おはよう」とか、夜は「今日は楽しかったね、おやすみ」とか毎日(インナーチャイルドに)声をかけていたそうです。
なるほどなあ…
そのとき、わかったことがありました。
以前、ある生徒さんが職場の上司との人間関係に悩んでいました。
その解放を2年近くにわたって行ったことがあります。
過去世も含め、「これでもか」というほど繰り返し解放を行ったのですが、効果が表れませんでした。
それをなぜなのかなぁと思っていたのですが、「上」がこう言って来たのです。
「相手を認めないから」
そういうことか!
相手を嫌い、決して認めようとしないので、解放しても効果がないのです。
そして相手を認めない理由は、「自分を認めていないから」
インナーチャイルドがある
→自分のことを認めていない、
→なので、人も認められない
謎が解けた気がしました。
まずはインナーチャイルドを癒すことが先決ですね。