(つづき)
私:もうひとつは、この「インナーチャードの癒し」って、他人がやってあげることもできるんです。
私:子供のAさんをイメージして、毎日話しかけてあげたり、褒めてあげたり。
「エンプティー・チェア」でもいいですよ。
私:これのすごいところは、6年前にガイドさんが教えてくれたんだけど、「 エンプティ・チェアで行った会話は、3次元でも反映される」ところ。
会話をしているのは「相手のエネルギー」ですから。
しかも、「 エンプティ・チェア」の最中に「解放」もできます。
5次元と3次元が混在した状態で相手と会話しているため、効果はすぐ現れます。
私:ちょっと前の話なんですけど、生徒Wさんが、ご飯を作るたびにご主人から「まずい」って言われる、それがもう何十年も続いていてつらいって泣いたことがあったの。
私:それで「 エンプティ・チェア」を使って、ご主人に「なんでそんなこと言うの?」って聞いたら「仕事の吐け口で言ってた」って。
私:「そのことによって、奥さんがどれだけ傷ついたか分かる? 泣くほど傷ついてるんだよ?」って伝えたら、「ごめんね」って言ってくれて、本当にその日から「まずい」って言わなくなったんです。
「エンプティー・チェア」って本当にすごい!
「インナーチャイルド」の癒しにも使えます。
Bさん:間接的にそうやって「インナーチャイルド」を癒せるんなら、私にもできそう。
その言葉を聞いて、ふと思い出したことがありました。
6年前の生徒フサちゃんのことです。
フサちゃんと初めて会ったのは11年前です。
ヒプノセラピーのセッションを受けにいらっしゃいました。
潜在意識にとても興味があって、他所でもそういった講座を受けていたようですが、イメージングがうまくできず、時間もかかり、「上」と繋がるのにも苦戦していました。
2018年。
このころ、フサちゃんは職場の先輩・Pさん(同年代の女性)との関係に悩んでいました。
フサちゃんはマイペースなところがあり、その姿がPさんには「教えたことを守らない」「指示に従わない」と映っていたようです。
一方、フサちゃんにとってのpさんは「そんなどうでもいいことで目くじら立てて、いちいちうるさい」存在と言ったところでしょうか。
お互いの価値観やスタンスのズレが、双方にとってストレスになっていたようです。
ふたりの過去世もいくつか解放して、少しは効果があったものの、フサちゃんのPさんに対する嫌悪感は行きつ戻りつ……という感じでした。
そのフサちゃんに大きな変化があったのは、2019年、「ミラクルセラピー講座」を始めてからのことです。
第1回目の講座で「インナーチャイルドの癒し」を教えました。
その際、今回のように「他者のインナーチャイルド」を癒すこともできると説明したところ…
フサちゃんは、毎朝Pさんのインナーチャイルドを癒し始めたのです。
「私が成長するために嫌な役を引受けてくれてありがとう」と感謝を込めてギューっとハグしながら。
それを続けていたら……
すごいことが起きたのです!
(つづく)