(つづき)
私:なんか今、Aさんの意識を感じたんだけど、なぜ先日Bさんに理不尽なことを言ったのか、それは、「Bさんは絶対言い返してこないし、仲良しだと思ってるし、私のことも好きでいてくれてること、知ってるし、だからはけ口にしても許されると思った」みたいな……
Bさん:私もそれはずっと思ってるんです。出会った当初、まだ全然仲良くない時から。
なんだろう。すごいハードルが低かったんですよ、仲良くなるのに。
それが逆にずっと気になっていて。
私:ああ、過去世で縁があったからですよね。
視えるのは…西洋。中世ぐらいの。お屋敷街みたいなところが視える。
その時のお友達なんですよ。学友みたいな感じ。
私:小学生ぐらいのAさんかな。暗い顔してる。
その時も家庭環境の影響で、インナーチャイルドを抱えている。
それを解消できないまま今世に持ち越してる。
それがこの人の人生のテーマなのかも。
私:今世だって、穏やかで優しいご主人と結婚するっていう選択肢もあったはずなのに、あえてそうではないシナリオを設定しているじゃないですか?
それは、過去に癒しきれなかったテーマを「再体験」し、浮かび上がらせて解放するためなのだと思います。
私:Bさんはその過去世のときにAさんを助けたいと思いながら、何もできなかったんですよね。彼女が落ち込んでいる姿を見ても、その苦しさの根本に「インナーチャイルド」があるなんて知る由もないし。
だから、今世で助けるという約束をしてきたんです。
私:今なら、こういった勉強をして「これはインナーチャイルドが原因だ」と理解できるから。
私:そのために出会うことになっていたから、初対面のときから(仲良くなる)ハードルが低かったんだと思います。
私:Aさんに対する私のアドバイスは、二つ。
ひとつは、とにかくAさんを褒めて褒めて、肯定してあげてねっていう。
私は、愛がない人は、いないと思うのです。
誰の中にも「愛の種」はある。
ただ、まだそれが土の中に埋もれたまま、芽を出せずにいるだけかもしれません。
自分を認めてもらい、褒めてもらうことで、その種が振動し、地表に芽を出すことができます。
そこに水や栄養、光を与えていけば、芽は育っていくでしょう。
逆に、正論をぶつけたとしても、相手がそれを「否定された」と受け取ってしまえば、愛の種はますます深く土の奥へと潜ってしまうかもしれません。
まさに、「北風より太陽」ですね。
私:もうひとつは…
(つづく)