(つづき)
私:だから、Gさんの例で言うと、ミルクを吐いている赤ちゃんを見た時に、「前の病院だったらこういうことしてなかったのにな」って気にしちゃった。
で、気にしたから「ゲボゲボ吐く子」ばっかりが視界に入って来る。
ほらほら!って。
私:だけど、「別に気にしなくていいのかな?」って思った瞬間にそこからワープして、「気にならない世界」を見ている。当然そこには、吐く子たちはいないんですよね。
私:まさにこれが解放の原理なんです。
私:「解放」って「潜在意識を書き換える」という言い方をしてるけど、実際は、自分の思考のままに次元の中を飛び交ってる感じですよね。
気にしてる次元、気にしてない次元って、飛び交ってる。
それを経験したんだと思います。
私:だから覚えてて。
本当に「思考が現実を作る」んだな、って。
私:もうひとつの論点は、さっきからお話し聞きながら「あなた、赤ちゃんと直接話せるでしょ?」っていうメッセージがずっと来てて。
私:「3時間おきにミルクを飲ませるけど、もし要らなかったら、吐いていいんだよ」って、病院じゃなくて、赤ちゃんに直接言えばいいって。
あなたは潜在意識で赤ちゃんに繋がることができるから、一人一人に話したらいいよって。
Gさん:なるほど。確かに「気持ち悪かったら、今飲まなくてもいいよ」って無意識に赤ちゃんに話しかけていました。
Gさん:最近 、赤ちゃんが元気に生まれるんですよ。
これからお尻を押されて、グーって狭いとこ下りてくるんだよ。元気に生まれておいで、みんな待ってるよって(心の中で)言うと、本当に元気に生まれてくる。
私:「だってその役目じゃん」ってきます。笑
私:お産のときって、みんなお母さんの方に意識を向けて「頑張って」「もう少しよ」とか言ってあげるけど、赤ちゃんに話しかけてあげる人ってあまりいませんよね。
私:今、赤ちゃんからきたのは、「生まれていく時ってすごく不安なんだけど、誰一人自分に話しかけてくれない。真っ暗な中を手探りで、一人で行かなきゃいけないから心細い」って。
私:だからトンネルの向こう側に助産師さんみたいな人が立ってて「こっちよ」って話しかけてくれると安心するみたいです。
そっか。
ワクワク飛び出してくる赤ちゃんもいるかもしれないけど、不安で産道を降りてくる赤ちゃんもいるんだね。
そして、いきなり明るい世界に出た!と思ったら、へその緒をちょきん!って切られて、母親(あるいは宇宙)との繋がりが切れて「個体」になるので、不安になっちゃう。……ってことですね。