(つづき)
「マサコさんは魔女学校の先生でした。
マサコさんから、相手の気持ちを汲んで、相手が望む、必要な答えを教えてあげるよう
私が「できない」って言うと、マサコさんは、「あなたには能力があるのだから、もったいない」って。
でも、私は「できません!」と言って飛び出して、その時に魔女狩りで捕らえられて
解放のイメージは、指導されるところまでは同じで、私ができないと言った時に、側にいた(卒業生)カヨさんが、「できないな
解放中、かなり泣きました。
そしてスッキリしました。
大きな気付
ありがとうございます」
このLINEを読んでいた私に突然ある変化が起きました。
ぶるるっ…
さ、寒い!
12月初旬ですから寒くても当たりまえなのですが、部屋の中にいますし、暖房も効いています。
それなのに、まるで真冬の屋外にいるような寒さを感じるのです。
そして、魂が……思い出しました。
そう、今のような冬の時期です。
師走の街に、ユウさんは飛び出して行きました。
ほとぼりが冷めれば戻ってくると思っていたのに、魔女狩りで捕らえられ処刑され
私の指導の仕方が悪かったからだと悔やみ、自分を責め続けて責め続けて、転生しながらずっと彼女を探していたのです。
今度こそ同じ過ちを繰り返さず、彼女の能力を開いてあげたい。そう思いながら。
そういえば、ユウさんが鑑定に追われ、早くやらなくちゃと焦れば焦るほど自動書記ができなくなっていたころ、Yokoさんが、
「ユウさんがなぜ
きっとこの過去世だったのでしょう。
しかも…
当時、Yokoさんは私の助手だったのです。
ユウさんに向かって、
「先生も言っているように、あなただったら絶対できる! 頑張って!」と言い続けていました。
通常なら私ひとりで添削するのに、なぜかYokoさんにもお願いしてふたり体制で助言する方法をとったのも、この過去世が関係していたからなのでしょう。
私:意識が当時にタイムスリップして、わんわん号泣しちゃって。
あの時は本当にごめんなさいって。
そして、この過去世を解放してくれて本当にありがとう、って。
私:だから私の講座って、〇カ月間で全〇回の講義をやって終わりじゃなくて、今みたいな自由スタイルになったんだと思う。
卒業まではいつでも相談・解放OKにしてるのも。
私:「人はそれぞれ」っていうのがテーマなんです。
この人だったらもっとできるのになぁと思ったからって、ただ頑張れ頑張れって激励するんじゃなくて。
私:ひとりひとりの生徒さんのペースに合わせて教えたかったんでしょうね。
そしてもちろん、彼女たちが過去世から持ち越してきている大きな感情を解放する役目も担っているのですが…
私:だからマリちゃんともああいうことが起きたんだよね。
(つづく)
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