さて、一昨日の生徒Bさんの講座。
Bさん:マサコさん、私、前回の講座で「考えすぎる」キャラを解放してもらったら、深く考えなくなって。
どうして今まであんなに慎重に考えていたんだろうと思うぐらい。
私:解放の効果があったのね、良かった!
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2週間前の講座のとき、こんな話をしました。
私:「解放」って、普段はその人自身の(たとえば)過去世をリーディングして、どんな出来事があって、そのときどんな感情が発生したのかを視て、書き換えるでしょう?
そのときの「感情」を今世に持ち越しているからです。
たとえば今世で医者を目指しているとします。
過去世で医者だったときに医療ミスを起こし、強い罪悪感を抱いたことがあった場合…。
医者になることへの不安が拭いきれず受験がうまくいかないとか、あるいは医者になったものの、失敗したらどうしようという不安に襲われるとか。
そういうふうに影響することがありますが、過去世を書き換えて当時の感情を解放すると、影響が消えるのです。
私:ところが、最近「上」から、本人以外のエネルギーの影響を受けている場合もあるよって教えられて。
言われてみれば、これまでも相手の話を聞いているときに過去世は浮かぶのに、でも、なんかこれ、この人のではない気がするな~と思うことがときどきありました。
そういうときって、本人に影響はしているけれど、過去世そのものは本人以外のものからきているそうです。
その浄化のやり方を教えてもらったのです。
私:アユさんもそれがあったよね。
アユさんを浄化したら、これまでは右半身にしか鳥肌が立たなかったのが、ちゃんと左半身にも立つようになったことがある。笑
つまり左半身が影響を受けていたってことだよね。
私:別の生徒さんは、スピの仕事をしたいのにご主人から反対されていて、「やるなら離婚」とまで言われて悩んでいたのに、浄化した途端に勇気が湧いてきて、思い切ってご主人に話したら、あっさりOKになったし。
私:その生徒さんも、「マサコさんに浄化してもらってから急に変わったの」って言ってた。
その話の流れから、
私:Bさんも何かあるかも!
というのも、Bさんの人生の歩みを聞いていると、人生の分岐点が訪れるたびに、
「かっこいいからその仕事に就こう」とか、
「あ、それ、いいじゃん!」とか、
あまり深く考えずに、成り行きで選択しているのです。
悩むことも、深く考えることもせずに、思いつきだけであっさりと。
その一方で、信じられないぐらい慎重に考えこむところがあります。
たとえば、今年の夏にちょっとした手術を受けたのですが、受ける前から、手術後の仕事への復帰について、
もし体の調子が悪くなることがあったら急に休むとみんなに迷惑かけるし、だったら、正社員からパートになっておいた方がいいのかな…
こうした方がいいのかな、ああした方がいいのかな、って。
そんなの、復帰してからの状況で考えればいいし、まだ起きてもいないことを、今からあれこれ想定したところでしょうがないのに、ず~っと思い悩んでいて、家族と喧嘩になったり。
人生の岐路に立たされた時は、思いつきだけでスパッと決めるのに、この両極端は何だろう?
まるで別人格みたいと不思議だったのですが、もしかしたらそれが他者のエネルギーの影響だとしたら?
そう思って、「ちょっとBさんも浄化やっとこうか」といういきさつになったのです。
リーディングしてみます。
鎌倉時代あたり?
立派なお屋敷。
着物を着た上品な奥様が見えます。
綺麗な着物を着せられたおかっぱ頭の女の子もいます。
この人の娘です。
母親は娘が庭で手毬で遊んでいるのを見守っていますが…
娘を危険な目に合わせたくない、とにかく無難に生きてほしいと強く思っているようです。
そういうことしちゃダメ。
ああいうことしちゃダメって。
手毬で遊んでるいるときも、「そっちに行っちゃだめ、お池に落ちたら大変でしょ?」とか
もうとにかく異常なほどの心配性です。
私:でも、これはBさんの過去世ではないみたいですよ。
この母親の影響を受けているから、時々異常に慎重になるのかもしれませんね。
私:ちょっと浄化してみますね…
(と始めると)
今、その母親が私に言ってきたことがあって。
「そんなことして、あなた、もしこの子に何かあったら、責任取れるんですか?」って。
私:ちょっと説得しながら続けますね。
私:さっきBさんが、「人生って結局は自分のやりたい方向に沿わせてあげるのがいいんだよね」って言ってたでしょう?
その話をしてあげたら、なんかすごい納得してます。
私:あれやったら危ない。これやったらなんとかって言って止めてばかりいたら、生まれてきた意味がないんだよって言ったの。
私:愛情を持って育てれば、それでいいんだよ。
愛情が「光」だとしたら、その光だけを与え続ければいい、ってね。
私:そうしたら、子供は自分の人生に何があったとしても、親からもらったその光を支えに生きてていけるんだよ、って。
私:母親は「分かった」と言って光に帰っていった。
私:そうなんですよ。それが言いたかったんですよね。
安全なレールに乗せて、たただ何事もなくいってほしいとか、危ない橋を渡らせたくないとか、そういうことじゃなくて。
私:その子はその子なりのシナリオを持ってこっちの世界に来てるんだから、とにかく愛情だけを注いであげれば、それがその子の光になって、その後の人生のお守りになっていくんだよ、って。
私:そう伝えたら、母親と子供の着物が金色の着物に変わったんですよ。
これで大丈夫だと思います。
Bさん:じゃあこれからその慎重さがなくなるってことですか?気をつけないと。
あんまりボンボンボンボン!って行ってもどうなるのかしらと。
私:あはははは。
Bさんにはその慎重さは多分いらないんだと思います。直観だけで人生を渡っていける人だから。
私:結局仕事に復帰してもパートにならなかったじゃないですか。
手術も軽くすんだし、すべて順調にいってる。
Bさん:そうですね。
(浄化を終える)
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Bさん:浄化してからは、 なんか思いついたままに動いてしまっていて。
果たしてこれでいいのかな?と思ったりしてます。
私(笑)いいんじゃないですか?
元々直感の人だから。
むしろあれこれ慎重なことを言うBさんが、私には意外だったし。
私:でも、本当に「影響」ってあるんですね~。
こうやって効果があるのがほんと、不思議。
この後、講座で子供時代の退行セッションのやり方を教えました。
子供時代のトラウマなどを解放する方法です。
このとき、Bさんが面白いことを言ったのです。
(つづく)
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