(つづき)
キヨ:エレベーターが上がってくるときに、いつも誰かが乗っているんです。
大仏だったり、菩薩様だったり。格闘家のたくましそうな男の人だったこともありました。
笑顔で話していたキヨちゃんは、きょとんとした顔で「えっ?」
私:それ、誰かが乗りこんできてるってことだよ?
キヨ:自分(の象徴)だと思ってましたけど。
私が、仏は人間の意識の象徴かもと言ったので、エレベーターに乗り込んでくる者たちはそれだったのかと思ったようです。
ナナさんと顔を見合わせて「違うよね?」
キヨちゃんに何か異変が起きているような気がします。
私:解放するのなら急がなくっちゃ! あと1時間半しかない。
過去世という感じもしないけど。
ナナさん、私を誘導してくれる?
ナナさんが現役生だったころは、よく誘導してもらったものです。
お互いに夜更かし組だったので、夜中に「まだ起きてる?」なんて連絡を取り合い、「今解放すべきもの」を視てみたり。
ナナさんに誘導してもらうと、大抵「狐」が現われます。
森に入ると狐が出てきて、「どうぞ」と案内され、山奥へ連れて行かれる……というケースが多いのです。笑
ナナ:誘導なんて何年ぶり。どうすればいいですか?
私:いつもの森の中への誘導でお願い。
で、ナナさんが「森をイメージしてください」と言った瞬間。
森の入口に現れたのは、白髭のおじいさん。長い杖を持っています。神様のような感じでしょうか?
私:すごいこわい顔をして怒ってる。
レッドカードを出すかのような雰囲気で「ならぬ!」って。
森へ入ることを許してくれません。
私:キヨちゃんにすごく怒ってるよ。なんでかな?
キヨちゃんが「最近、都市伝説とか陰謀論とかにハマりまくってます。もう面白くって」と言った言葉が浮かんできました。
神様が怒っているのは、そのことのようです。
私:怒り心頭に発するって感じ。「もうこいつのことは放っておけ!」って森の入口に立ちはだかっているから、通れない。
ナナ:えー? どうしたらいいですかね?
その言葉を合図に子狐たちがわらわらわと集まって来ました。
前日に行った豊川稲荷東京別院の狐たちが浮かびます。
あの子たちが来てくれたのかしら?
私:狐たちが「まあまあまあまあ」って、神様をなだめてくれます。
神様が渋々通してくれました。
森の中を進み始めたらすぐに前方に山が現われ、その上には鐘つき堂のようなお堂があります。
お堂の下に何か発光体があるようです。
宇宙船のようです。
私:お堂の周りに1か所、土がぽこって盛り上がったところがあります。青い石を埋めて上から土をかぶせた跡がある。
キヨちゃんはkの石を落としちゃったのかな?
しかし、お堂の周りにキヨちゃんの姿が視えません。
私:どこにいるんだろう?
ナナ:じゃあ、呼びかけてみましょう。
私:う~ん、遥か遠くの次元の方から声が聞こえるんだけど、本人の姿が見えないです。
ナナ:私も遠いところにガラスケースに入ってるキヨちゃんを感じます。
私:いるのは分かるんだけど、この世界からは見えないんです。
でも、連れ去られたとか、閉じ込められたっていう感じはなくて。
自分からそこに行っちゃったって感じがするんですよ。
私:陰謀論とか都市伝説に興味を持つあまり、そっちの次元に取り込まれちゃったのかな。
それで神様がすっごい怒ってるみたい。
さて、ここからどうすればいいのかしら?
書き換えでもなさそうだし。
(つづく)
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