(つづき)
それは、狂牛病の話でした。
狂牛病は、1986年に英国で初めて発見された牛の病気で、脳の中がスカスカのスポンジ状になる感染症(=牛海綿状脳症=BSE)です。
発病すると歩行困難になったり、奇声を発するなどの異常行動を示して死に至ることから「狂牛病」と呼ばれているそうです。
原因は、BSEにかかった牛から製造された肉骨粉を飼料として食べさせたことだそうです。
狂牛病に関して福岡教授が話されたことは…
狂牛病の原因は牛の餌であった、
牛は本来、草食動物であるが、安くて栄養価の高い肉骨粉を与えていた、その方が経済効率がいいからという理由で。
「肉骨粉」を調べてみると…
「牛や豚などから食用部分を取り去った後の廃棄物や死んだ家畜などを処理する際に出るクズ肉、骨、内臓、血液等を加熱処理し、乾燥させて粉末にしたもの」だそうです。
欧米では、牛乳生産を高めたり、体重増加を図る安価な方法として、本来、草食動物である牛にも、動物性蛋白である肉骨粉を与えていたといいます。
(参照:東京都保険医療局「食品衛生の窓」)
「草食動物の牛に肉骨粉を与えて、肉食動物に変えてしまった」という教授の言葉に愕然としました。
食べた物の50%以上が新たな細胞として、古い細胞と入れ替わっていくのだとしたら、「何を食べるか」によってその人のエネルギーはどんどん変容していくことになります。
突然10年前の出来事を思い出しました。
講座中、潜在意識の書き換えを練習しているときに、生徒Yさんが、「目を閉じると、頭の中がザワザワする」と言うのです。
私がリーディングをしてみると、「グラウンディング」という言葉が降ってきて、同時に「根菜」のイメージが浮かびました。
「根菜、食べてる?」と聞くと、「いいえ」と。
野菜や果物は、ほぼ食べない。
毎日ご飯と豚肉ばかり食べていると言います。
食物の摂取というのは、そのエネルギーを体内に取り入れることでもありますから、「お肉だけ」だと、動物のエネルギーだけを取り入れていることになります。
波動が「動物」に偏ってしまいます。
目を閉じると頭の中がザワザワするのは、その影響があるのかもしれないと思いました。
Yさんは野菜が嫌いで食べられなかったため、その原因となる過去世を解放し、野菜も食べるようにしたところ、頭の中のザワザワは解決したのですが。
奇しくも同じころ、ある生徒さんの友人がアメリカの有名な霊能者のセッションを受けたところ、「あなたは牛の波動を感じる」と言われたそうです。
その方は牛肉が大好きで焼肉やステーキなど食事が牛肉に偏っていたそうです。
食べた物がその人の細胞に成り代わっていく=その人の波動になる。
福岡教授の話にとても納得でした。
そして。
(つづく)
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