さて、先日の講座での話。
講座はいつも「(前回の講座から今日までに)何かありましたか?」から始まります。
何気ないことでも、ふと思いついたことでも、必ずその日の講座に関係してきます。
この日はマリちゃんが、
マリ:マサコさんに聞こうと思っていたんですけど、向かいの家がチワワを飼っているんです。チワワってけっこう吠えるワンちゃんじゃないですか?
マリ:だけど、特に私に吠えるんですよ。
マリ:飼い主さんと道で会って挨拶して、ちょっと立ち話しようとしても異常に吠えてくる。
それがなぜかを聞きたいです。
私:ワンちゃんが「解放して」って言ってる。
マリ:えっ? 解放?
私:うん、なにか解放してほしいことがあるんだと思います。
マリ:でも、吠えられるのは、私がこういう解放ができるようになる前からなんですけど。
私:マリちゃんがこういうことをできる人だっていうのを知ってるんだと思う。
人間だけでなく、動物にも過去世があります。
5年ほど前、老犬を動物診療所へ連れて行ったときに、診察の順番を待っている人の中に若い女性がいました。
生後1~2か月ぐらいの赤ちゃんを抱っこして、小さいワンちゃんをいれたバッグを肩からかけています。
なんとなく気になって、「赤ちゃんとワンちゃんとで大変ですね」と声をかけました。
ワンちゃんは3才でひどい皮膚病なのだそう。
別の動物病院でずっと治療をしていたけれど治らず、高度医療センターへも連れて行ったけどダメで、原因もはっきりしないのだとか。
腎臓にも問題があり、あまり長くは生きられないと告げられたそうです。
そんな中、この診療所の評判を聞いて初めてやってきたとのことでした。
「そうなんですね」と言いながらワンちゃんの目を見たときに何が言いたげな気がして…
帰宅後、そのワンちゃんの過去世を視てみました。
前世は野良犬でした。
母犬はいなくてひとりぼっちです。
茂みの中を彷徨い歩いていますが、皮膚病で痒くて痛くて、かなり辛そうです。
でも、野良犬なのでどうすることもできず、ただただ耐えるしかありません。
ひとりぼっちで孤独な中、最後は皮膚病が悪化してボロボロの状態で亡くなっています。
今生でも同じように皮膚病になっていますが、今度は優しい飼い主に恵まれ、なんとか治してあげたいと必死に治療に駆けずり回ってくれる、その「愛情」を体験しているのでした。
それほど長い寿命は設定してきていないようです。
それでもたくさん愛されて、幸せな気持ちをしっかりと魂に刻みたい。
そのようなシナリオを選択してきているようです。
そして、ワンちゃんは、この家の赤ちゃんに今後起きるかもしれないアトピーなどのアレルギー疾患を代わりに背負ってくれているようでした。
動物も輪廻転生しながらさまざまな体験を積んでいますので、人間同様、過去世をリーディングして「負の感情」を解放してあげることは、とても有効です。
私:それに、以前住んでいた家では、隣に若い夫婦が引っ越してきて、まだ1歳にもならない赤ちゃんがいたのね。
私:その赤ちゃんの泣き方がすごくて。
ぐずって泣くというよりは、泣き叫ぶっていう感じで。
私:耳をつんざくような泣き方。
夜中とかも。
私:講座のときに生徒さんに何気なくそのことを話したら、
「マサコさんに解放してほしいみたいです」
って言われてびっくり。
私:しかも、解放してもらうためにわざわざ隣に引っ越してきたって言われて。
私:それで赤ちゃんの泣き声が聞こえたら過去世を視て解放してみたの。
私:そしたらちょうどその赤ちゃんの年齢ぐらいの子供が誘拐されたり、生贄にされたりっていう凄惨な過去世が次々に出てきて。
私:それを解放していったら、あるときピタリと叫び声が止んで。
私:それからしばらくして道でその親子に会って。
おんぶされてる赤ちゃんが私にテレパシーで「ありがとう」って伝えてきたの。
私:だからそういうのってあるんですよ。
きっとそのワンちゃんもマリちゃんに解放してほしくてアクションを起こしているんだと思う。
私:ワンちゃん自身の過去世なのか、飼い主さんに過去世があるから解放してあげて、なのかわからないけど。
マリ:じゃあちょっとリーディングしてみます。
自分のためにも。
ゴミ出しに行くときもいっぱい吠えられちゃうし。
私:吠えてるんじゃなくて、お願いをしてるんですけど、人間にはそれが「ワンワン」に聞こえるだけです。笑
私:面白いでしょ、この世界って。
マリ:まだ聞きたいことがあるんですけど。
(つづく)
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