さて、昨日(土曜日)は不思議な一日でした。
1週間前、偶然見つけた町歩きのサイト。
そこで目に留まったのが古墳ツアー。
さほど古墳に興味はないのですが、たまたま2週間前に「野鳥観察」に参加してみたら、いろいろと説明をしていただいて楽しかったので、古墳の説明も聞いてみようかなと。
どうしようかな~と迷っているうちに日にちが過ぎ、木曜日の天気予報では「土曜日は雨」。
雨ならやめておこう。
ところが、昨日の午後。
ぼんやり窓の外を眺めながら、
「あれ? そういえば雨、降ってないじゃん?」
なんだ、申し込めば良かったな~とサイトを検索してみたら、当日も申込み可能のようです。
時計を見ると、集合時刻まであと1時間。
ダッシュで支度をすればギリギリ間に合いそう!
う~ん、でも、どうしよう…
いやいや、あのとき目に留まったんだし、このタイミングで「そういえば、雨降ってないな~」と気づいたんだし、これは「行け」というメッセージ?
なんだか行かなければいけない気がしてきました。
というわけで、急いで申込みをして、1時間後には集合場所の駅にいた私。笑
そして、ここからがミラクル!
集合時刻になっても、ガイド役の方が現われない!
5分過ぎ、10分過ぎ…
スタッフは懸命に連絡を取っていますが、電話がつながらない様子。
15分過ぎたときに、スタッフが中止を決断。
そもそも3時間のツアーで、出発時刻も午後遅め。
なので、時間が下がれば外は暗くなる…
それに電話がつながらないのでガイドさんの状況もわからない。
15、6人の参加者の中にはこのガイドさんのツアーに何回か参加した方もいらして、「こんなことは初めて」と驚いていました。
ひとりずつ順に返金しますと言われ、待っている間、(おかしいな~、急いでやってきたのに、帰るのかな~? そんなわけないよね~? だって「行かないといけない」って思ったのに)って。
そのとき。
隣に立っていた女性が、事前に配られたmapを見ながら、「せめて、この神社だけでも行きたかったな」と呟いたのです。
その神社は駅からすぐそばにあります。
mapをよく見ると、ツアーは集合駅からひとつ隣の駅までの間を歩くだけです。
ガイドはないけど、そのmap通りに歩けば古墳は見られると思い、「せっかくだから、行ってみませんか?」と声をかけると、たまたま周囲にいた人もそれを聞きつけて、「そうですね、行ってみましょうか?」と。
私を含め、5人です。
最初からこの5人と決まっていたのだと、あとでわかるのです。
神社はすぐそばですが、そこから先は迷わずに行けるかしら?と話していたら、5人のひとり、Aさんが、「私、この近所に住んでいるんです。だから、道はわかります」って。
近所なので古墳の場所も全部知っているけど、ふと詳しい説明をきいてみるのもいいかなと思い立ち、参加されたそうです。
なるほど!
Aさんが案内役だったのね!
実は私、私よりも後からやってきて受付をしていたAさんを見たときに、「この人に会うために来たんだ」と思ったのです。
ビンゴ!
そもそもこの5人がうまく集まったのもミラクルなんです。
だって、返金が終わった人から帰っていくわけです。
参加費の支払いは集合時だったので、早く来た人から支払を済ませている、そして返金もその順番…
この5人は全員、返金が最後の方だったので、待っている間に「自分たちで行こう」という話になったのです。
ってことは、当日受付をする順番すらシナリオで決まっているのね~、と妙に感心。
で、最初に行ったのが浅間神社。
境内へ向けて坂道を登り始めたら、ゾワゾワと鳥肌が立ち始めました。
わああ…
修験者みたいな恰好の5人がこの道を歩いている…
懐かしくて涙が出そう。
そう、過去世が視えていたのです。
かつての仲間だったのかあ。
境内に入ってもゾワゾワゾワゾワ……
昔、みんなでここに来たこと、あるよね?って。
境内に入ってすぐ右手にある末社。
気になる、気になる~!
帰宅後に調べたら、山岳信仰の三峯神社などをお祀りしているそう。
山岳信仰!
あ、これだ!
私はもうゾクゾクが止まらないんだけど、いつものように、
「ご神木がよく来たね、って言ってる!」とか
「今、小さな白い龍が出てきた!」
とか言えずに、ぐっとこらえていました。
本殿に参拝したときは無意識に「みなさんをお連れしました」ってお伝えしたから、やっぱりここに来ることになっていたようです。
社殿の奥は「立ち入り禁止」になっていて、その場所を視た瞬間、「ここが気になる!」
昔、人間が考える神様的な高次の存在が降り立った場所なのではないでしょうか。
どんな神社へ行っても、たいてい本殿のある場所ではないところ、境内の隅っことか、人目のつかないところに「ここぞ」という波動の高い場所があります。
その場所を守るためにも、知られないようにするためにも? 本殿は敢えてずらした場所に造っているような気さえします。
ところでこの神社、鎌倉時代に北条政子が、夫、源頼朝の武運長久を祈り、身につけていた「正観世音像」をこの地に建てたのが始まりなのだそう
北条政子?
一週間前に訪れた鶴岡八幡宮にも「政子石」っていうのがあったっけ。
あれは…
調べてみると、源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願して置いたとされる石。
そうだったんですね~。
なんだか絆の深い夫婦だなと思ったら、
源頼朝は平治の乱に敗れ、14歳のとき流罪で伊豆国へ流され、その地で20年あまりを過ごす。
伊豆国の有力者だった北条時政が彼の監視役だった。
時政の娘、政子と源頼朝はやがて恋に落ちる。
政子は10歳年下なんですね。
北条家は平氏の流れを汲んでいる家系なので、源氏とは対立関係にある。なので周囲は猛反対し、ふたりは駆け落ち同然で結婚した……
なんてドラマチック。
っていうか、2週連続でこのふたりに関係のある神社へ行っているのはなぜかな~?
何かありそう。
神社を後にして、「浅間神社古墳」を探しますが、ありません。笑
mapを見ると、神社の場所と古墳の場所がぴったり重なっている?
スマホで検索すると、どうやら古墳の上に社殿が建っているようです。
じゃあ、見えるわけないようね~!
と、次の亀甲山古墳へ向かったら、展示室がありました。
入り口で管理人?らしきおじさんに「遠足かい?」って声をかけられて、大人なのに「遠足」って面白いねと話しながら中へ入ると、
まるで追いかけるようにそのおじさんもやって来て、古墳のことをあれこれ説明してくれます。
きた、きた、きた~!
いつもこうなる。笑
神社仏閣へ行くと、必要なときには突然声をかけられ、説明を受ける。
またこのパターンね、と思いつつ、「浅間神社古墳はあの神社の下にあるの?」と質問すると、これまた詳しく教えてくれました!
このあといくつかの古墳を見て回ります。
といっても、どこもこんもりと土が盛られ、木が生い茂っているだけだから、何もわからないんだけど。笑
一駅隣まで歩いて、最後に1時間ほどお茶をしたら、ちょうど(最初に決まっていた)ツアー終了時刻になりました。
すごい!
5人でツアーを敢行しちゃった。
私は黙っているつもりだったのですが、お茶のときに「言っておかなくちゃ!」と降ってきたので、
ヒプノセラピストであること、
過去世が視えること、
今日5人で回ったのは、過去世のときの行者仲間で、この浅間神社にまつわる何等かの感情が残っていたのを、再会して一緒に訪れることで清算したのだと話したら、
みんなが驚いて「そんなことってあるんですね、不思議~」って。
でも、ツアーは中止になったけど、これはこれで楽しかったね、って。
本当にみんな初対面なのに、3時間一緒に過ごしながらこの和気藹々とした雰囲気は不思議だな~って。
やっぱり魂は覚えているのでしょうね。
ちなみにガイドさんからは夜にお詫びの連絡がきました。
自分でも信じられないけど、日にちを1日間違えていた、電話連絡がつかなかったのは、電源オフにして、集中して翌日のツアー用の案内を作っていたからなのだと。
シナリオって本当にうまくできていますよね。
きっと5人だけで回ることになっていたのです。
また來世とか、来来世とか、どこかでお会いすることがあるのでしょうか。
と、ここまで書いて思うのは…
私、本当に仲間のひとりだったのかなあ?
案内役だったのかも。
当時「上」から見ていた人だったりして。笑
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