さて、先日の講座で、メグミさんからこんな質問がありました。
メグミさんは子供のころからアトピーがあって、40代の今でもサプリを飲んだりしているそうです。
メグミ:でも、結局治ってないんですけど。
で、聞きたいのは、今の現実って自分が作ってるわけじゃないですか?
(注:思考が現実を作るから)
メグミ:だから、アトピーのままでいるってことは、自分が(その現実を)作っていることになるんですか?
メグミ:たとえばアトピーだから家事がやれないっていうのが許されるとか、潜在意識の中にアトピーを作り出している何かがあるってことになるんですかね?
私:アトピーの原因っていろいろあるみたいです。
自分のストレスでアトピーになってる人もいますし。
私:子供のころからアトピーとか喘息の人って、わりとストレスが原因になってることが多いみたいです。
子供時代の家庭環境とか、抑圧されて溜め込んでるストレスとか。
私:生まれてきたこと自体、こちらの世界に来たことがもうストレスっていう子もいるしね。
私:もう一つはハナさんの息子さんのように、地球に降り立ったとき、自分の波動とあまりに合わなさすぎて、それでアトピーが出てるっていうケースもあります。
私:無菌室からいきなりバイキンだらけの星に来たような感じですね。準備ができてない。
私:だからチャクラに対応する7つの部屋を作って、順番に通り抜けることで地球の波動に順応させたら嘘のように治っちゃった。
私:つまり原因は一つではない。
けれども、必ず原因はあると思います。
メグミ:私、喘息もあって、それも中学生になってから出始めた
んですよね。
それもなかなか治らなくて。
私:中学生ぐらいから出たってことは、ちょうど思春期だから、家庭の中で自分を抑圧していたとか、なんらかの要因はあったかもしれませんね。
私:親との葛藤とか、自分の気持ちを押し殺したり、我慢するしかなかったとか、そういうのが喘息として出てきた可能性はあります。
メグミ:それって、その感情が浄化(=解放)できた時には症状がなくなるってことですか?
私:はい
メグミ:じゃあ、まだ症状が出てるうちは、その感情が浄化できてないってことですよね?
私:もう一つ大事なことがあります。
原因となる感情は解放したから、じゃあ、症状が自動的に消えるかっていうと、そうではなかったりして。
私:細胞は細胞で意志も意識もあるんです。
細胞一個 一個に。
私:症状が出るということは、自分のストレス(の感情)を体の細胞が引きうけてくれているんです。
私:「嫌だ」「つらい」「苦しい」っていう感情を、コンコンって咳で体の外に出す「喘息」で引き受けてくれてたり、湿疹として外に出す「アトピー」で引き受けてくれていたり。
私:たくさん食べたら体は太る。
偏った食事をしたら不調になる。
食べ物が体と連動しているように、自分の発する「感情」も連動しているんです。
私:「楽しい」「嬉しい」「幸せ」などの感情は体にぐんぐん光を与えるけど、負の感情は「食べ過ぎたら太る」のと同じで、体に溜まっていくんです。
私:溜まるから、なんとか出そうとして「咳」や「湿疹」になったり、「腫瘍」として固めていったり。
私:だから本当に「病は気から」なんです。
私:だけど、私たちはまさか自分の感情(=気)が、病気を作ってるなんて思ってもいないから、症状が出ると「悪いこと」って捉えて、なんとかそれを治したいって思っちゃう。
私:この喘息さえなければとか、アトピーさえ治ればとか。
私:体にしたら、
「え~? あなたの(不要な)マイナス感情を引きうけてるだけなんだけど」って。
向こうは一生懸命尽くしてくれている。
私:なので自分がもう大丈夫ってなったら、ちゃんと細胞に伝えることも必要なの。
「私、もう大丈夫だよ、今までありがとうね」って。
でないと、細胞も「あ、もう(引き受けるのは)やめていいのね?」ってわからない。
実はこれ、もう10年以上も前に友人の細胞が教えてくれたことなのです。
子宮筋腫で医者から子宮の全摘出を勧められていた友人が、
「3年も言われて続けているんだけど、自分では摘出の必要はない気がする」と言うので、筋腫と話してもらったのです。
友人は、3~4年前は自分のやりたい勉強をしたり、充実していたはずなのに、なぜそのタイミングで筋腫ができたんだろう?と不思議がっていましたが、筋腫の言い分は違っていました。
彼女はそのころ多忙を極め、ストㇾスを溜めに溜め、人生に悩み、精神的にはどん底にいたそうです。
それがきっかけで精神世界の勉強を始め、ストレスから脱することができたのだとか。
筋腫:あのとき、あなたは精神的にとても大変な状況だったじゃない? 私たちはハラハラしながらあなたのストレスを必死に受けとめてきたの。
筋腫:もう私たちの役目が終わったのだったら、(仕事を終えたいので)そう言って欲しい。
あなたはもう大丈夫なの?
友人はとても驚き、目に涙を浮かべて、
「そうだったのね。どうもありがとう。私はもう大丈夫だから」と伝えていました。
そして、筋腫は摘出せずに済んだのです。
それから、7年前にはこんなこともありました。
生徒のW子さんが、子宮が腫れて違和感があるので病院へ行ったけれど、原因は不明だったと。
その症状は8年前から出ているとのこと。
そのころ家庭不和で、心が壊れそうなぐらいのストレスを抱えていたそうです。
「自分は女だから我慢しなくちゃいけないんだ」とか、「女だからこういう想いをするんだ」とか、「女に生まれて損をした」とか思ってなかった?と聞くと、その通りだと。
きっと子宮が女であることの歯がゆさ、悔しさ、悲しみ、そういった感情を引き受けてくれていたのだと思いました。
「ごめんね、私がいなければよかったね」って。
今は家庭もうまくいっていて、当時のストレスは解消されているので、
「もう大丈夫だよ、今までありがとうって、子宮の辺りをさすりながら伝えて下さい」
と言ったところ……。
W子:あっ! 違和感がなくなった!
2日後、WさんからLINEがきました。
W:子宮は、なんともいえない違和感が消え去り、快適OK!
笑っちゃうのが、体のあちこちが次々と痛くなるので、さすりながら、「今までありがとう、もう大丈夫」と言うと痛みが引き、またほかの所が痛くなるんです。
まるで、片っ端から「私にも言ってよ~」って訴えられている気分です。(笑)
……という事例をメグミさんに話しながら、
私:だから、細胞に伝えてあげることは大事かなって。
細胞は役目が終わったことがわかると、
「あ、もう働かなくていいんですね!」
って動きを止めるから。
言ってあげないとそのタイミングが分からない。
私:それにまだサプリを飲んでるってことは、自分でも「まだアトピーなんだ」って決めてることにもなりかねない。
そのへん、微妙ですよね。
メグミ:そうですね。
私:というわけで、今日は「エンプティ・チェア」を教えますので、メグミさん、直接「アトピー」と話してみてください。
原因を聞いてみましょう。
(つづく)
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