(つづき)
まずは「エンプティ・チェア」の説明をします。
「ゲシュタルト療法」という心理療法の中に「エンプティチェア・テクニック」というのがあります。
講座ではそれをアレンジして使っています。
やり方は超簡単。
椅子を2脚用意します。
ひとつの椅子に自分が座り、向かい側の椅子には自分の気になっている事象や人物をイメージします。
まずは相手に問いかけます。
次に向かいの椅子に座って答えます。
で、また自分の椅子に戻り、相手に問いかけて……と交互に2つの椅子に座るのを繰り返しながら対話をしていきます。
向かいの椅子の領域は「潜在意識」の設定です。
つまり、これは潜在意識に繋がるための技法です。
もともとカウンセリングで行われている技法をアレンジしていますから、リーディングやデャネリングを学んだことがない方でも行えます。
相手が人物でなくても、万物に設定できるので面白いのです。
たとえばある生徒さんは、「体の細胞」に、
「ダイエットをしようと思って最近、食べ物に気をつけているのになんで太ったのかしら?」と聞いてみたところ……
細胞:血流が悪いから。代謝が悪いから 血液がさらさら流れていない。
生徒:そっか! 代謝が悪いから痩せにくいのね。どうしたらいい?
細胞:水分が必要。
そして、1日に必要な水分の摂取量を教えてくれました。
またある生徒さんは狭い道を運転中、(意地悪な運転をしてきた)対向車を避けるため左側に寄りすぎて、塀で車の側面を擦ってしまい、相手への怒りが収まらず、車と話してみたそうです。
すると、意外な展開に。
車から「自分では正しいと思っていることを突き通そうとすることは良くない」と注意を受けたのだそう。
変な車を避けたせいで自損事故を起こしたとムカムカしていたのが、車と話すことで腑に落ちてフラットな気持ちになったそうです。
車と話すっていう発想がすごい! 笑
そのほかにも、亡くなったペットと話したり、反抗期であまり会話ができない子供の本音を聞いたり、夫婦や恋人、上司など人間関係で躓いているときに相手と話してみたり、さまざまなことに使えます。
……という説明をしたら、メグミさんが、
「マサコさん、私、これやったことありますよ。講座が始まってすぐぐらいの時に、やってみたらいいよって教えてもらいました」
そうでした!
昨年の8月ですね。
あの時、突然、メグミさんに「エンプティ・チェア」を教えておかなくちゃ!って降ってきて、ZOOMで繋いで教えたことがあります。
私:その後、やってる?
メグミ:今はやってないです。
あら~!
まあ、いいや。
気を取り直して、早速やってみます。
(ZOOM越しですが)
私:じゃあ、目の前の椅子にアトピー持ちのめぐみさんをイメージしてください。
そして、アトピーや喘息は何が原因で起きてるの?って聞いてみて?
(つづく)
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