(つづき)
658号室の前まで行くと、夕飯時のにぎやかな家族(若い夫婦&小さな子供)の会話がドアの外まで漏れています。
インターホンを鳴らすと、一瞬シーンとなり、
「誰かしら、こんな時間に」という声が聞こえてきます。
出てくる気配がないので、再度インターホンを鳴らし、ドア越しに、
「すみません、同じマンションの上の階に住むものなんですけど。お宅の鍵が廊下に落ちているのを見つけたので」と言うと、ドアが開きました。
奥さんが訝しげな顔で鍵を見て、「これ、うちのじゃないわ」と。
私も、渡そうとした瞬間、さっきまで3桁だった鍵の数字がいつのまにか「6518」と4桁になっているのに気づき、
「あれ…? すみません」って。
そのとき。
図太い男性の声でメッセージがきました。
「君は勘違いしているよ」
そこでハッと目が覚めました。
「勘違い」ってなんだろう?
私はよく夢(=潜在意識)でメッセージをもらうので、これもきっと何かを教えてくれているに違いないと思いました。
迷いましたが、1か月以上話していない卒業生MさんにLINEをしてみます。
ところが…。
前日からめまいと吐き気で寝込んでいて、起き上がることもできないと返信がきました。
なんだか私の身に今起きていることと関係があるんじゃないかと思いましたが、いやいやいや!と振り払います。
次に浮かんだのは、ハルさんです。
そうだ、ハルさんなら紐解けるかも!!
というのも、京都の整体へ行った翌日(4月5日)は、みゆきさんとハルさんの講座だったのですが、そのときに、
「私の腕に何が起きているか、リーディングしてくれる?」
とお願いしたところ、ハルさんが面白いことを言ったのです。
ハル:今、2つ(降って)きました
ひとつは「腕の交換」です。
マサコさんは何かこれからやらなければいけないことがあるみたいで、そのために腕を交換するみたいです。
私:それって、本の執筆のことかしら?
今年になったら、今書いている電子書籍とは別に本を書くと言われていたんだけど。
ハル:そうだと思います。
それをすごい勢いで書くので、今の腕だと間に合わないから、バージョンアップした腕に交換するみたいです。
私:おっもしろ~い!
……というような会話をしていたので、ハルさんなら夢の意味もわかるのではないかと思ったのです。
で、連絡してみると、幸いにもお昼ぐらいなら時間が作れるとのこと。
良かった!
それまで腕を温めてみよう。
整体の先生が温めると良いと言っていたので、ゆっくりお風呂に浸かり、温湿布の代わりにホッカイロを貼ってみます。
うんうん、いい感じ!
少し楽になりました。
さて、お昼。
ZOOMで繋ぎ、ハルさんを誘導して「勘違い」の意味を視てもらいます。
私:最初は、「あ、鍵の数字を勘違いしてる?」って思ったんだけど、それは象徴で、たぶん腕のことだと思ったの。
診立て違い? まさかほかの病気なの?とか。
ハル:う~ん、「ずっと過去世ばかりに目を向けてるけど、未来だよ」っていうのが来るんですよ。
私:未来って、この間、ハルさんが言ってくれた「腕の交換」ですよね?
「勘違い」って何だろう?
ハル:白いマネキン人形がいて、自分の右腕を自分で持ってるんです。
私:じゃあ、その人に聞いてみよう。
こんにちは、マネキンさん、あなたにお聞きしますけど、あなたが私の右腕に痛みを出している人ですか?
ハル:そうとも言えるみたいな、すごい曖昧な返事をしてます。
痛みを引き起こしてるわけじゃないけど、結果的にそうなっちゃってるとは言ってます。
痛みを与えることが本意ではない、みたいな。
私:「勘違い」っていうのは、長時間、同じ姿勢で『トリック』を観たのが原因で腕の痛みが起きたと思い込んでいたけど、それは関係なかったってこと?
ハル:今それを聞いて浮かんだヴィジョンがあるんですけど。
「同じ姿勢で横になる」っていうのが必要だったみたいです。
私:でも、そうすると、こういうふうに物理的な痛みを引き起こすわけじゃないですか?
ハル:視るべき過去世はその「姿勢」の方に関係があるみたいですね。
私: えっ? (拍子抜け)
「痛み」じゃなくて、その、寝転がってる姿勢?
ハル:そうみたいです。
今、視えるのは、緑色の芝生の上に、ギリシャ神話に出てくるような女神の格好をした人が、腕を枕にして(横向きに)寝そべっているのが見えますね。
そして……。
ここから、
本当の地獄が待っていました。
(つづく)
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