さて、先日、生徒マリさんから、こんな質問をされました。
「かわいそう、なんとかしてあげたい」と思うのはなぜでしょうか?
答えはズバリ、
それは自分に(癒すべき)インナーチャイルドがあるからです
★2023年1月28日に同様のことを書いた記事
セラピストさんやカウンセラーさん、ヒーラーの方々など人を癒す仕事をなさっている、あるいは目指す方で、
「かわいそう、なんとか助けてあげたい」
とおっしゃる方の中には、インナーチャイルドの癒やしが必要な方が多いように思います。
「助けて欲しいと思っている」のは、
自分のインナーチャイルドなのです。
自分のインナーチャイルドが「助けて!」と叫んでいるのです。
それが相手の「助けてほしい」と共振・共鳴を起こしています。
「かわいそう、なんとかしてあげたい」相手は、実は自分のインナーチャイルドなのですが、自分では気づかずに、相手の中にその部分を投影してみているのです。
なので、まず助けるべきは、
自分のインナーチャイルドです。
それに、人にはそれぞれシナリオがあり、何人も人のシナリオを勝手に作り替えることはできません。
その人が今世で「経験したい」ことをシナリオとして持ってきているのですから、理由もわからずに人の体験を取り上げてはいけないと、「上」が教えてくれました。
たとえば今世で難病を経験し、次の人生では医者として難病の患者に向き合うという人生設計になっている場合もあるのです。
あるいは過去の大きな感情を「清算」するため。
そのために、過去の出来事を再現ドラマのように行い、その先に「気づき」「解放」を用意している場合。
それを知らずに「再現ドラマ」の段階で勝手に切り取ってしまおうとするのはNG。
その先の「解放」が出来なくなってしまうからです。
大切なのは、その人のシナリオを「信じて」あげる、大丈夫だよ、頑張ってねと「光」を送ってあげる、本当にその人が必要としていることで自分のできることがあれば手助けすること。
ですから、人のシナリオを傍から見て、
「かわいそう、そのシナリオを書き換えてあげたい」
と思っている、その「かわいそうと思う気持ち」を解放することをお勧めします。
そうすれば、「同情」からではなく、自分のやるべきこと、できることが見えてきます。
「かわいそう、なんとかしてあげたい」は同情であって、同情は愛とは違うと思います。
とにかく自分を癒す。
自分を好きになる。
自分を認め、自分を愛することが先決!
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